1月を正月と呼ぶのは、「正」と言う字に、年の初め、年を改めるという意味があるからです。

古くは盂蘭盆会と対応するもので、半年に一度、先祖の魂を迎えて、祭る性質のものでした。

ところが、仏教の影響が強くなってから、盂蘭盆会は先祖の霊を供養する、仏教的行事の色が濃くなり

正月は神祭りの意味がつよくなりました。

つまり、正月は年神様を迎え、新年の豊作を祈る月、すなわち五穀を守る年神様の祭りとなったわけです。