『ウィークリー・天草』の取材記者 ミヤコです!
『冬眠』中のKさんに 無理やりインタビュー 第三弾!
前回 肝心なところで またまた冬眠に入ってしまった
Kさん! ケースケ氏に上手く近づいて 見守り隊の
内部情報を聞き出すようにと ワタシが 後輩のアイ
ちゃんに依頼したことが 何だかタイヘンなことに ・・・
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ミヤコとKの一問一答(第三回)
M 「 Kさ~ん! ちょこっとだけ 目を覚まして~~
言われてみれば ちょっと卑怯な取材方法だったかも~
そのせいで ケースケ氏に厳罰が下るのは こちらも
すごく責任感じます~~ どうにかしてくださいよ~ 」
K 「 ・・・ ムニャ? あら ~!? シュークリーム食べながら
寝ちゃってたみたいね ~~ 赤ちゃんか!・・・っつ~の!
厳罰 ・・・ そうねえ 彼らの掟って そ~と~キビシイから 」
M 「 (血とか) いっぱい飛び散ちっちゃうのかな~~ 」
K 「 もう 辺りいっぱい そこかしこ!!! 」
M 「 ええ~~! そんなに ・・・ なんて残酷な~~ 」
K 「 そう! 残酷な話よね ~~ 見守り隊の隊員たちは
知らんぷりでね ~~ お手伝いのおトミさんと
雑用係のおユウちゃんに 後始末させてるんだから 」
M 「 ええ~~! 女性に そんなことさせてんですか~!!
なっ、何で 彼女たち 抗議しないんですかっ!
そんなことに 手を汚しちゃ ダメじゃないですか~~ 」
K 「 手も汚れるわよね ~ 気持ちも 落ち込むし ・・・
いつも 二人で ブーブー 文句は言ってんだけどね ~~
でも 彼女たちの仕事だし 毎日のことだからね~~ 」
M 「 まっ、毎日 隊の中で そんなことが行われてんですか?」
K 「 そう! だから 今回のケースケ氏の処罰に関しては
彼女たち 陰で 大喜びしてんのよね ~~
高みの見物が出来るって!」
M 「 大喜びって! 高みの見物って!
彼女たちも ずいぶんと冷たいんですね ~~
それじゃあ ケースケ氏が あまりにも カワイソ ~ !
ワタシ オニの副長に談判して 減刑にしてもらいます!」
K 「 でも ケースケ氏にとっても いい経験になると思うわよ~
これまでの自分たちの行為が いかに女性たちに
迷惑をかけてきたか 身をもって体験するんだから~~
二週間 みっちりと 務めてもらいましょう!
ほ~んと 男性が使用した後って 床のアチコチに 飛沫 ・・・ 」
M 「 ちょ、ちょっと ~! Kさんてば~~!
いったいぜんたい 何の話をしてるんですか~~?
ケースケ氏は セップクさせられるんじゃないんですか~?
前回 Kさん セッ ・・・ って言いかけて 寝ちゃったけど ・・・
ああいうコワモテ集団のオキテって やっぱり セップクが
ツキモノですよね~~ 」
K 「 アナタ 完全に 時代劇の見すぎです!
ケースケ氏の刑は 二番目に重いセッ ・・・ チン掃除!!!
( 注:セッチン=雪隠= トイレのこと )
十四日間もの刑なのよ~ アナタがたのせいで とんでもない
ことに ・・・ 責任感じるでしょう~~? 」
M 「 ・・・・・・・・・・・・・!」
K 「 あれ? どうしたの? なんか 顔色悪いけど ・・・ 」
M 「 安堵感というか ・・・ あまりのアホらしさに 脱力感と
いうか ・・・ ちなみに 一番重い刑って 何ですか?
だいたい 想像つきますけど いちおう伺っときます 」
K 「 ん~とね ・・・ 一番重たい刑は 隊員食堂で 夕食後の
食器洗い!!! これはなんと 三週間!
ねっ! 二つの刑の間には 雲泥の差があるわよね ~ 」
M 「 ワタシ イマイチ その差はわかんないんですけど~~
どっちもどっちってゆ~か~~ ・・・
むしろ 食器洗いの刑のほうが 軽いような気さえしてます 」
K 「 こういう隊の規則を考案したのは あのオニの副長なんだ
けどさ~~ よく考えてみると 隊員が処罰される度に
女性の労働が軽くなる仕組みになってんのよね ~~~
ああみえても 彼って 案外 フェミニストなのかも ・・・
その彼が アナタをひっぱたくなんていうのは よっぽど
カワイイ隊員がコケにされたのが 許せなかったのよね 」
M 「 ワタシが 彼を裏切ったもとカノに似ていなかったら
彼も ワタシをぶったりしないんじゃないかと ・・・
な~んか そんな気がするんですけど ・・・ 」
K 「 お~~! やはり 取材記者だけあって スルドイわね~~
アタシ 今 ウソついちゃいました~~
カワイイ隊員って発言したけど 副長は ケースケ氏の
ことを カワイクは 思っていません!
こう言っちゃなんだけど 実際 外見も カワイクないしね(笑)
副長は いまだに もとカノのこと ネチネチ恨んでんだから
彼女ソックリのアナタを 思わず感情的に ぶっちゃうワケよ 」
M 「 そんな感情に任せて行動するヒトって 大ッキライ~~! 」
K 「 アタシの脚本によると 会うと いつも いがみあってばかりの
天敵同士のアナタがたふたりの間にも やがて ・・・ 」
M 「 ・・・ やがて? やがて何ですか~? Kさん ・・・!? 」
K 「 ・・・・・・・・ ZZZZZZZ ・・・・・・ 」
M 「 ちょ、ちょっと ちょっと~! Kさ~~ん!
カンジンなところで 何でいっつも 冬眠に入っちゃうのよ~!」
もうっ! 前回と同じパターンで
今回も 終わっちゃうの ~~!?
ワタシとオニの副長の間で やがて 何が
起きるっていうのよ~~~!!!
ミヤコ