天草文化交流館では、電動ロクロ体験ができますが、1回の制作に2kgの粘土を使用します。ロクロに、粘土をセットする前に、菊練りという、粘土の中の空気を抜く作業があります。(粘土の塊の中に空気が入っていると高温で素焼きをするときに、粘土の中の空気が膨張して、作品そのものが爆発する可能性があるために行う作業)ですから、粘土の菊練りは、とても大切な作業になります。
講師役は、職員で行いますので、全職員がそれぞれの工程作業をできることが要求されます。本日は、久々の実習(日々は自己鍛錬ですが)で、職員そろっての実習を熟練職員の指導を受けながら行いました。菊練り3年と言って、菊練りができるようになるだけでも、3年はかかるという陶芸の世界ですが、各職員プロ意識をもって真剣に取り組んでいます。当館のロクロ体験は、予約することでお一人様からでも体験ができますので、興味をお持ちの方は、天草文化交流館27-5665番に気軽にお電話いただければと思います。(i_n)
○熟練職員から指導を受ける職員