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天草文化交流館では、天草の伝統工芸の一つであります「陶芸体験ができる」施設としても知られていますが、体験された皆様の作品は、まず、細かい高台などの手作業を経て、「素焼き」に入ります。素焼きというのは、粘土で作られた作品を約700度で焼き、3日かけて冷ます作業になります。ここで素焼きされた作品は、粘土から焼き物になります。今日は、その「素焼き」の日です。当館の窯は、外形1m角位の小さな電気窯ですが、一度に20個~30個くらいの茶碗類を一度に焼くことができますから作品がたまったら、焼く作業を行っています。今日がその日です。窯入れも緊張しますが、窯出しも緊張の一瞬です。お客様の作品を預かっていますから失敗は許されません。ドキドキしながら窯入れです。今日も素敵な作品がきれいに焼けますように(i_n)
(素焼きを待つ作品)
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 皆さんは、「陶芸体験」をしたことがありますか?当館で体験できる陶芸は、手びねりとロクロです。お客様に体験していただいた後は、高台削りという工程を経て、700度で3日間かけ、窯で焼く、素焼きに入ります。この高台とは、茶わんや湯呑の底にあるくぼみの部分です。これは、あまり見えない部分ですが、職員がひとつづつ、心を込めて削らせていただいています。この作業をすることで、茶碗の厚みや、全体のバランスを整え、より素敵な茶碗になります。この作業のあと、さらに乾かし、素焼きをしてから、さらにお客様に来館していただき、ご自分のお好みの色や柄になるように絵付けをしていただきます。今回は、作ったばかりの茶碗の底に、高台を作っている作業を紹介します。どのように高台が作られるのか、ご覧いただければと思います。慣れてこられますと、高台まで作られるお客様もおられます。陶芸体験は、当館でいつでもご予約をしていただくことができます。もちろんおひとりさまからでも可能ですから、興味がおありの方は是非、お電話いただければと思います。問い合わせ、申し込み先、天草文化交流館0969-27-5665番です(i_n)

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