キーワード:天草文化交流館 解除
 「南蛮てまり」は、熊本県の伝統工芸品に指定されています。天草地方で、江戸時代から作りつづけらられてきた「南蛮てまり」ですが、その昔は、お正月の女の子の遊び道具として使われていました。昭和に入り、ゴム毬の普及により、「南蛮てまり」の制作者も少なくひっそりとした時期もありましたが、昭和39年に、当時の本渡市婦人会の皆様の尽力により、その技を蘇らせました。現在も「天草てまりの会」と名称を変更しててその技が継承されています。現在、当館を利用の自主活動のグループも3グループあり、活動も活発です。当館では、通年で初心者向けの教室を開催し、伝承と新たな後継者の発掘、そして市民の生きがいつくりとして活用していただいています。
本日は、令和5年度の「南蛮てまり教室」の初回でした。参加の皆様は、時間を忘れて作業をされたご様子で、「え~もうこんな時間なの?」という声も聞かれました。少しづつ上達され1年後の素敵な作品を楽しみにしています。(i_n)

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  壊れた玄関前の看板について少し前に、ブログに上げたのを覚えておられますでしょうか?ごらんのとおり、新しい表示板になって新年度を迎えることができました。こうやって眺めてみると、これが当たり前の風景なのですが、風雨や暑い日差しにも耐え抜いてきた古い表示板お疲れさま。新しく生まれ変わった表示板、また、次の世代に交代するまでこの天草文化交流館を見守ってね。人も命を次の世代にバトンタッチして、去っていきます。なんとなく、単なる表示板ですが、歴史とともに月日が変わり世代が変わっていく様と人生を重ねて考えてしまいました。ちょっとかんがえすぎですか?(笑)(i_n)

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 陶芸ロクロ体験は、一般体験とは別に、年間6講座開催しています。1つの講座が、電動ロクロを使った作陶と絵付けの2回で構成されています。本日は、今年度最後の6回目の絵付けの日です。今年度の講座、教室も本日で最終となります。参加者4人の方の作業と絵付け後の作品を紹介します。絵付けには、釉薬で焼き物に色を付ける技法が一般的ですが、当館では、釉薬のほかに、陶芸用の絵の具やクレヨンも使うことができます。本日の参加者の方も絵をかいたり、作品にグラデーションをつけたり、下地の上に、筆でほかの色で重ね塗りしたり、思い思いに作品つくりを楽しんでいただきました。本日の作品は、本焼きをして、それぞれの参加者の皆様にお渡しすることとなります。思ったイメージ通りの作品になるのか、はたまたびっくり仰天するような名品が焼けるのか楽しみにお待ちください。実は、本日タイミングよく本焼きまちの作品がいっぱいになりましたので窯入れしました。3日後くらいに焼きあがると思います。今しばらくお待ちください。焼きあがったタイミングでここで紹介できれば良いのですが、その日のブログの担当者の判断にゆだねられますので、ちょっとだけ期待してお待ちください。(i_n)

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 少し前のブログで、当天草文化交流館の玄関前の案内板の両面とも経年劣化により、割れや文字のにじみが出てきたので、取り換えを考えていることを掲載しておりましたが、館の玄関前は、当館の顔のようなものです、しっかりしていないと市民の皆様からの「おしかり」はもちろんですが、遠方から観光にお越しになる皆様も「がっかり」させることになるので、早急に修理することになりました。近いうちに新しい案内板になっていると思います。案内板の変更点は、「旧天草教育会館の歴史」の3枚の写真の内、2枚目と3枚目を、市が、平成17年に購入した時の写真に変更しました。これは、現在の形に復元される前の「教育会館(現天草文化交流館の改修前)と解体される前の「別館 興亜寮」の貴重な雄姿です。特に「別館 興亜寮」は、現在は解体されなくなってしまっているので、当時を知る方にとってはとても懐かしい貴重な写真となります。ちなみに、別館の「興亜寮」は、昭和16年に「田付貞明氏」により寄贈されたもので、当時「天草上級学校入学準備所」として使用されていました。新しい案内板が設置される前にブログ愛読者の方だけにそっと、その写真を公開します。ご覧ください。(i_n)

●現在の交流館と案内板
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●現在の案内板(裏面、沿革と歴史)※この部分の下2枚の写真が変わります。
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●平成17年の教育会館(現天草文化交流館の改修前の写真)新しく掲示する写真1枚目です。
平成17年の教育会館

●平成17年の別館 興亜寮(現在は取り壊され駐車場になってます。)新しく掲示する写真2枚目です。
平成17年の別館 興亜寮
 灯台下暗しといいますが、玄関前の「看板」・・・その存在は理解してましたが、意外と見ていなかったことに、気づかされました。それは、同僚からの一言でした「玄関前の看板、ちょっとひびが入って見にくくなっています。」とのこと。改めて眺めてみると、御覧の通りでした。この「看板」は、意外と多くの人が見ているんです。ギリギリ字は読めますが、当館の玄関前の看板がこのままでは、ちょっと「ずんだれとる。」と利用者の方からおしかりを受けそうです。早速見積もりを取り、予算が取れればできるだけ早く改善したいと思います。「ずんだれとる。」と意味は、「だらしない。」という天草弁ですが、わかりますか?(笑)
今後も、「ずんだれ」と言われないように頑張りたいとおもいます。いつもブログ読んでくださる読者さまありがとうございます。(i_n)

●天草文化交流館とその看板
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