ダーウインから日本への便はありませんので、ケアンズに移動しました。

 

 ケアンズとキュランダを結ぶキュランダ鉄道は19世紀後半に作られた

木造客車をデーゼル機関車」が牽引する味わい深い列車です。

往復列車の旅も楽しいですが、片道は熱帯雨林を上から見下ろしながら

行けるスカイレールという名前の世界最長のロープウエィもお勧めです。

 

 今回の宿は2食付20ドル、1,700円くらい、趣味でやってるのかな~?

宿のツアーデスクでグレートバリアリーフに行きたいと言うと、”ヨットで行く

無人島ツアー”を予約してくれました。

 

 英語だったもので”ヨット”を聞き逃し、ちょっと辛い目に遭ってしまいました。

帆走するとかなり揺れます。

上陸艇で無人島に渡るとそこは、サンゴが砕けた白砂,グリーンの海,青い

空の三色だけの世界。

2時間ほどボーッとしてすごしました。

 

 グレートバリアリーフはかなり広大で日帰りの船旅ではほんの一部を見た

だけです。オーストラリアは横長の風景ばかりでカメラを縦の構えることが

ほとんどありませんでした。

 

 

瀬戸の海岸で写真のようなキスの数釣りが楽しめます。

ポイントは中央病院からゴルフ練習場にかけての対岸側。

キスは回遊してますから、人間も移動してその日のポイントを見つけてください。

近くに釣具屋・フィッシングワールドがありますので、エサの購入のとき店員の方に

詳しく聞いてみるといいでしょう。

三脚と50ミリ単焦点レンズをつけたカメラを持ってとりあえずカメラまかせで撮影してみました。

タイミングとフレーミングが難しいですね。

どなたかコツをご指導ください

 行きと同じ経路でダーウインまで帰ってきました。この町はノーザンテリトリー最大の町で、交通の中心です。第二次世界大戦の時、連合軍の石油備蓄基地があり、日本軍の空爆にあっています。いまでもお年寄りは日本嫌い!?。戦争博物館,石油備蓄基地跡,平和公園、日本は悪者です。

 

 前回はバスターミナルの横の騒がしい宿だったので、少し離れた所に宿をとりました。6人部屋・2段ベッド・プール・朝食付き2,000円。バックパッカーの集まる宿です。

 朝食のパンケーキは生地が作ってあるので自分の分を焼きます。コンロの火が着かないと悩んでいたら、女の子が横から不思議そうにマッチを差し出してくれました。なんでもオートに慣れていた自分に気づきました。

 

 宿のツアーデスクにカカドウ国立公園に行きたいと相談すると”アウトバック・キャンピングツアー3泊4日”を紹介してくれました。

 数日後、大型のランドクルーザに軍払い下げのキャンプ用品を積み込み、オーストラリア人ツアーリーダのもと、イスラエル,ドイツ,アメリカ,イギリス,日本,フランス,スエーデン,ポーランドといった多国籍軍のようなメンバーで出発。実際、男は私とアメリカ人教師を除き軍経験者です。

 

 カカドウ国立公園に入ると、ダート道路をひた走り、クロコダイルのいる沼のほとりでキャンプして南十字星とワニの赤い瞳をみつめ、アボリジニーの楽器・狩猟・フェィスペイントを体験し、アボリジニーの壁画をながめ、ガシガシとブッシュに分け入り、ワイワイ滝壺で泳ぐというこという毎日でした。

翌日はマウントオルガ、風の谷のナウシカのイメージの基になっていると言われている場所です。ここも先住民族アボリジニーの聖地でほとんどの場所は立ち入り禁止です。

最近、先住民族の権利が尊重されるようになり、京都のお寺のように拝観料を払って見せていただく形のようです。呼び名もエアーズロックはウルル、マウントオルガはカタジュダいうように先住民の名称で呼ぶように変わってきてます。

エアーズロックは『空気の岩』、禅めいた、いい名前と勝手に思っていたら、イギリス人のエアーズさんが見つけた岩ということでした。 ん・・・それならウルルリゾートの方がいいかな!

 

次の日は、キングスキャニオンハイキング。お弁当もってひたすら歩きます。

初日のエアーズロック登山以外日本語の説明なしなので、集合時間や場所を聞き逃さないようにするのが大変です。平たいオーストラリアでは渓谷のような凸凹した地形は観光地になるようです。

日本と違い、危険な場所でも手すりやロープ・注意書すらありません。自己責任?

乗り物に乗ってばかりだったので、久しぶりに長い距離を歩けて楽しめました。

 

内陸部のドライブインでコーヒーを注文するとどこもネスカフェです。

日本のような豆から入れたコーヒーは空港やちょっとした都会でしか飲めませんでした。1.5ドルから2ドル 1オースラリアドルは約80円 安いししかたないか!

日本の物流はすばらしい。

 

アリススプリングスからバスで6時間真直ぐな道をひたすら走りやっとエアーズロックが左手に姿を現しました。

”ん~・なんか形が違う”観光パンフレットの写真はエアーズロックリゾート側からの写真で、裏側から見るとカレー皿をひっくり返したような形をしています。

 

エアーズロック観光はエアーズロックリゾートに泊まり、ツアーバスで出かける形になります。高級ホテルから若者用の相部屋まで、レストラン、スパーマーケット他、必要なものはすべてそろったリゾートエリアです。 

 

到着後、さっそくエアーズロック夕焼けツアー。オレンジ色から深紅そして紫や青と姿を変えてゆく神々しい姿の上に満月が、オードブルをつまみながらのシャンパン。さすがリゾート・至れり尽くせりです。

 

次の日は早起きしてエアーズロック登山、周囲9.4キロ・高さ348メートルの一枚岩です。 前日、強風により登山禁止だったので心配したけど、この日は大丈夫。

先住民族アボリジニーの聖地でもあり儀式の日も登山禁止になるそうです。

鎖が付けられた急斜面を登ってゆきます。前日に赤茶色のエアーズロックに灰色の筋が見えたのが登山道だったみたいです。もともとは灰色の岩で、岩に含まれた鉄分が酸化して表面が赤茶色になっています。 

急斜面を登りきると上は侵食により多少でこぼこしているものの、かなりなだらかになります。そこからの眺めはすばらしいの一言。マウントオルガが遠くに見える一大パノラマ、写真に収まらないので困ってしまいました。やはり自分で見るしかない!!

最近これといった写真が撮れてないのでちょっと前の一人旅の写真を公開します。

 

 1ヶ月の期間の航空券を購入し、成田・ブリスベーン経由でオーストラリア最北端

の駅がある町、ダーウインに降り立ちました。

 オーストラリアの検疫に対する厳しさは大変なもので、州を越えるだけで靴底に

土がついていないかまで調べられます。

 ダーウインの中心地までバスで移動し、適当に見つけた旅行代理店で大陸縦断

鉄道””THE GHAN"と宿そしてエアーズロック登山・キングスキャニオン登山・マウント

オルガ観光の予約をなんとか英語ですませ第1日目が終了しました。

 

 翌日、ダーウイン駅までバスで30分、荒野の中のポツンとある駅は日本の飛行場

の感覚です。今回の旅の目的地エアーズロックへの乗り換え地であるアリススプリン

グスまでの列車の旅が始まります。

 大陸縦断鉄道の名前が『ザ・ガン』、弾丸のように早いのかと思っていたらこれが

遅い遅い。牧場の近くでは徐行運転、橋と渡るときも徐行運転、道路を併走する

バスには抜かれ、途中のキャサリンの駅では3時間の停車、アリススプリングスでも

6時間の停車。キャサリンの町も駅から車で15分の距離にあり、停車時間の間にバス

で遊びに行ってきました。物資輸送が目的の列車のようです。

 

 アリススプリングス駅に着くと、ラクダに乗った少女のモニュメントに説明が・・・

どうやら『THE GHAN』は『ザ・ガン』ではなく『ざ・らくだ』のようでした。

明日からエアーズロックへの旅です。

梅雨の晴れ間に普賢岳と湯島が有明海のむこうにくっきりと見えました。

大きめの画像にしていますのでクリックしてみてください。

 梅雨の晴れ間に西の久保公園に出かけました。

花しょうぶは昨日の豪雨に打たれて元気なさげでした。

 つぼみがまだ沢山あるので、数日するとまた綺麗な花を

咲かせるでしょう。

西の久保公園の菖蒲が綺麗です。

紫陽花・ガク紫陽花・ホテイ草もお勧めです。

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