もう、そろそろ書いてもいいかなと今まで躊躇していましたが、意見を述べてみましょう。 テレビ、新聞などいつものように、「情報公開」が遅れたとか、「仮設システムの もろさ露呈」とかいうことを挙げて「東京電力の対応の悪さ」を攻撃されておられます。 抽象的には、そうかもしれません。 事故の原因を先ず報道することが、最初に行うことではないでしょうか。 東電が「公表できない」ので、把握できない?そうでしょうか。 事故の原因を把握するために、本当に必要な情報が取材できていないように思われます。 取材できないとの思い込みかもしれません。 ・事故発生前の電源系統がどのようになっていたか。(系統図で説明してください) ・どの遮断機がトリップ(自動的にリレーで開放)したのか。 ・動作していたリレー(継電器)はどの部分に設置されていて、その種類はなにか。 今回の場合、少なくとも以上のことを東電に聞くことが、必要ではなかったでしょうか。 動作したリレー(継電器)の種類によって、事故の原因が分かるはずです。 地絡事故か、短絡事故か。どの部分か。 どのしゃ断器が事故によって開放されましたかによって、事故の範囲と保護強調が うまく取れていたかが分かるでしょう。 |