(前回までのあらすじ)
有明町活性化のヒントを求めて訪れたおぢかの旅もいよいよ最終日になりました・・・
今日は、小値賀町役場で、行政の立場から、島づくりについてのお話を聞かせていただきます・・・
(本編)
島の散策を終え、古民家に帰り朝食をとりました。
朝食は、昨日昼食をとった古民家レストラン藤松からのデリバリーです!
本格的なキッチンも備わっていますので、自分で調理することも出来ますが、せっかくなので、どんな朝食か食べてみようということになり、注文していました・・・
漁村の穏やかな、どこか懐かしい風景を眺めながらの朝食は、贅沢な時間を与えてくれます・・・
朝食を終え、一路小値賀町役場へ、歩いていきました・・・
途中、昨晩お世話になった割烹太閤さんの女将さんと出会いました。
「昨夜はお世話になりました。」
「こちらこそ!美味しくいただきました!」
そんなやりとりがあり思ったのは、小値賀の人は、外から来た客に対し、昔から島に住んでいる人のように接してくれる・・・
普段から観光客が訪れるこの島では、外部から来た人との交流に馴れているということもあるでしょうが、一日に訪れる観光客が、適度な人数なのがよいのだと感じました。
大量の観光客が訪れるのではなく、島の日常に観光客がとけ込むような雰囲気が、島の人と観光客の距離を縮めているのだと思います・・・
こちらが小値賀町役場。立派な建物です!
役場の総務課長さんや担当者の方にお話を伺いました。
古民家を活用した事業については、当初相当議論があったとのこと。
事業費は約3億円で、国庫補助もあったが、これだけのお金をかけて本当に人が来るのか?といったものです。
しかし、最後はトップの決断だったとのことでした。
現在の古民家ステイの稼働率は約5割。
やはり地理的条件や気象条件といったものがあるからとのこと・・・
しかし、その割には高い稼働率だと思います。しかも、関東など遠いところからのお客さんが多いことがすごいですね!
やっぱり役場の方からもこんなふうにいわれました。
「天草は橋で繋がっている。しかも、近くに熊本市という大きな都市もある。うらやましい・・・」
いよいよ次回は最終回になります。
役場での研修を終えて島を離れることに・・・
この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。
また、次回をお楽しみに!