久玉地区振興会
久玉地区は、天草市の最南端である牛深地域の中心にあります。天草最古の海城『久玉城』の歴史をもち、今でも門前町の面影をたたえる地区です。

今回は久玉地区に伝わる「河童の伝説」を紹介します。
河童の伝説
久玉地区には河童に関する伝説が数多く残っています。春秋の彼岸の夜、「ヒョン」「ヒョン」と声がすると、「カッパさまが騒いでおる」と言ったそうです。また、春水が温むと河童が水の神となって田に下り、秋には田の豊作を見届けて祭り太鼓に送られ山に帰るという、春秋交替の神の話もあります。
それらの伝説の中で最も有名なのが、「河童の証文」です。
久玉町上揚に「河童の証文」という縦60センチ、横80センチ、厚さ4センチの証文石があります。先祖が船で夜釣りに出かけたら足を引っ張られたので、逆に河童の腕を引き抜いて持ち帰ったところ、河童が「腕を返してくれ」と二つの石を持って頼みにきたそうです。石には「これが腐るまで人間には危害を加えない」と刻んであり、一個を置いて一つは河童が腕と一緒に久玉湾に持ち帰ったと伝えられています。

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久玉地区振興会
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