今日は有明東保育園の避難訓練と救命講習におじゃましました。
サイレンが鳴ると、園児たちは口に手をあてて、すばやく園庭に集合し、先生方が園児の人数確認。
それから、避難場所の大浦地区のコミセン前に、すばやく移動します。
有明東保育園では、毎月、こういった避難訓練や地震訓練を行っているそうです。
なので、大人も関心するほど、みんなでまとまって迅速に避難できていました。
避難場所に到着!!
園長先生のお話をみんな、真剣に聞いています。
園児や先生たちの迅速な対応にとても関心しました。
当日は、保育参観の日でもあり、一緒に参加した保護者の方々も驚かれて、
これなら災害の際は、大丈夫!と安心されていました。
園児たちの避難訓練の後、消防署の方から、救命講習が開かれ、心肺蘇生法とAEDの使用法を
教えていただきました。
【心肺蘇生法の手順】
①反応があるか確認
(「~さん、大丈夫ですか?」などを声をかけて応答があるか確認)
↓
②119番通報とAEDの手配
(近くに人がいるときは、~さんは119番通報を。~さんはAEDを。と分担する)
↓
③呼吸を確認する。
(胸と腹部の動きを見て、普段通りの息があるかないかを確認)
↓
”正常な呼吸がない場合は”
④ただちに【心臓マッサージを行う。 強く!速く!絶え間なく! 】
↓
人工呼吸ができる場合は・・・
まずは、気道を確保してから 人工呼吸
心臓マッサージを30回 + 人工呼吸を2回 を交互に繰り返す
⑤AEDが到着したら、
AEDの電源を入れて、音声ガイドに従って、電気ショックを行う。
注)・電気ショックのボタンを押す際は、「みんな離れてください!」と声を出し、離れたのを確認後直ちにスイッチを押す。
・体が濡れている場合は、必ずふき取ってからパッドを貼るようにすること。
電気ショック後、ただちに④の心肺蘇生を再開し、救急車の到着を待つ。
この一連の流れを実際に、保護者のみなさんで体験してみました。
実際にやってみると、思った以上に力が必要で大変さを実感しました。
有明地区で、救急車が到着する時間の平均は、8分~10分だそうです。
それまでに適切な処置ができると、救命できる確率が全然違うとのこと。
AEDは、楠甫のコミセンの玄関にも設置してありますので、何かの際はすぐにご連絡を!!