天正遣欧使節(※注)がヨーロッパへ派遣され、1585年にローマ教皇に謁見してから440年。これを記念し、パネル展「ヨーロッパが見た恵みの島‘AMACUSA’」を開催します。皆さん、ぜひご参加ください。
(主催:イタリア&天草 新しい友情プロジェクト実行委員会、共催:天草市)
※天正遣欧使節とは
1582年に、キリスト教宣教師とともにヨーロッパへ派遣された4人の少年(伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ)を中心とした使節団のことです。日本人として初めてヨーロッパへ渡り、スペイン国王やローマ教皇に謁見するなどしました。帰国の際には、グーテンベルク活版印刷機や西洋古楽器等を持ち帰り、日本人宣教師を養成する高等教育機関「天草コレジヨ」で学んだほか、ヨーロッパ文化を広めました。
〇とき
8月1日(金曜日)~10月20日(月曜日)9時~17時(入館は16時30分まで)
※火曜日は休館ですが、8月5日は開館します。
〇ところ
天草キリシタン館(船之尾町)
〇内容
イタリア・ルッカ地区で開催された展覧会「THESAURUM FIDEI」(テサウルム・フィディ〔treasure of faith: 信仰の宝〕)の展示物の中から、キリスト教宣教師の布教活動や潜伏キリシタン関連の300年にわたる史料を中心にパネルで紹介します。
〇入館料
大人300円、高校生200円、小中学生150円
※20人以上の団体は2割引、市内の高校生以下は無料、障害者手帳または被爆者健康手帳を持っている人とその介護者1人は無料(手帳の提示が必要)。
※キリシタン資料館4施設(天草キリシタン館、天草ロザリオ館、天草コレジヨ館、﨑津資料館みなと屋)をお得に巡れる周遊観覧券もあります。大人600円、高校生400円、小中学生300円。
2025年08月01日更新