8月25日(月)、つんのでネット~風~の会員の皆さんと一緒に、
八代市の「認定NPO法人とら太の会」と宇城市の「新聞井戸端会議」
を視察して来ました。
今回は、20名の会員のみなさんに参加頂きました。
午前中に、八代市のとら太の会を視察しました。
「とら太の会」は就労継続支援B型「みのり」と認可外保育園「ありんこ園」、
学童保育「とら太」・タイムケア、ふれあい農園・ふれあいホームを
地域と共生しながら取り組まれているNPO法人です。
山下順子理事長の「とら太の会」を設立されるまでのお話の中で、
「無知・無関心は差別になるのではないか」という言葉があり、本当
にそうだなと、もっと障がい者のことを学ばないといけないなと痛感
しました。
子どもたちも、障がい者も、一つ屋根の下で分け隔てなく活動している
様子を見て、年齢や性別、生涯の有る無しに関係なく、それぞれの
違いを受け入れ、共に生きる「共生」の素晴らしさを学びました。
午後からは、宇城市の中央公民館で古賀結美子さんが代表を務める
「新聞井戸端会議」に参加しました。
「新聞井戸端会議」は、新聞を題材に60~70代の市民が語り合う自主講座
です。10人近くのメンバーの方が、中央公民館を主会場にして新聞の記事
で、心に留まった記事を持ち寄って意見交換したり新聞で取り上げられた
場所を見学したりされています。
最初に「ウェルカム企画」で参加者全員で体操で体を動かし、詩の朗読
や踊りなどを披露して頂きました。
その後、熊日新聞NIE専門員の越地真一郎さんも参加され、皆さんで
新聞を読み意見交換をしました。
一つのテーマに対して他の人の考えを聞き、そのことに対して考えるという
とても楽しく良い体験でした。
特に、「記事でディベートを楽しもう」では、設定されたテーマについて、
賛成派、反対派に分かれ議論しましたが、自分の持論を忘れてしまうくらい
白熱した討論会になりました。
2か所の研修先とも、とても実りある学びの場になりました。
次回のつんのでネットの機関紙で詳細は報告があると思います。