大多尾地区振興会
新和町大多尾地区は下島の東中央部に位置し、不知火海に面しており、漁業や温暖な気候を利用して果樹を中心とした農業が盛んな地域です。
縄文期に作られたと言われる古墳や支石墓群、安土桃山時代の武将である志岐麟泉を祀る麟泉宮、その他魅力ある伝説を持った歴史文化財が点在しています。その史跡のほとんどが、不知火海を見渡すことができる場所にあり、素晴らしい景観に心癒すことができる場所です。
今回は、大多尾地区の名所の中で、鍋割山を紹介します。
鍋割山は大多尾の漁港集落から北西の方向に位置する標高243mの小高い山です。頂上からの眺望は素晴らしく、大多尾の漁港集落、不知火海、対岸の水俣や、気象状況が良ければ遠く霧島まで望むことができます。
大多尾地区振興会では、せっかく良い景観の鍋割山があることから、看板等の設置や登山口から山頂までの登山道の整備を行い、3月上旬に地区住民による「鍋割山ウォーク」を計画しています。鍋割山のふもと(元 大多尾保育所)及び長野公民館から山頂を目指し登山を行い、眺望を楽しむほか、途中では樹木の名前あてクイズを行う予定です。下山後は、豚汁やおにぎりをふるまいます。
今後は、この鍋割山ウォークをイベント化し、地区の活性化につなげて行きたいと思います。
鍋割山山頂からの景色 雪化粧した鍋割山(2月13日撮影)
お問い合わせ先:大多尾地区振興会 TEL:0969-46-2111