福連木地区は、下島のほぼ中央西寄りにあって、地域の全体三方を山に囲まれた農山村地域で、山あいに沿って西方下田北に通ずる県道だけが、平らになっています。
11の地区が点在して、国有林(通称官山)に発する下津深江川(延長12Km)が下田に流れて、天草灘に注いでいます。官山は、天草唯一の天然生美林として、規模は減少しましたが、今も昔も、有名な槍の柄として使われたハナガカシが現在も点在しています。
「おどまぼんぎりぼんぎりぼんからさきゃおらんと」の歌詞で始まる子守唄をご存知でしょうか。そうです、福連木の子守唄です。五木の子守唄とよく似ているところから、その源流は福連木だという説もありますが不明です。この子守唄を、地域文化の宝として、大切に守っていく一つの活動として「福連木の子守唄&童謡まつり」を毎年11月の第1日曜日に開催していますが、ここ2年間は、コロナウイルス感染拡大防止のため開催できていません。令和4年度の開催に向けて準備を進めているところです。ぜひ福連木まで足を運んでください。
自主財源確保の活動として炭焼き事業を年2回行っています。地元小学生も参加し、他の地域からの参加者も歓迎して交流を深めています。参加してみませんか!
国有林(通称官山)を散策登山する行事も、年1回3月に実地しています。天然生美林の空気を吸いながら、大木の自然木の森の中を登山するのも気持ちがリフレッシュされます。また、官山の登り口には、福連木オートキャンプ場と遊具で遊べる子守唄公園があります。美しく整備された公園は気持ちがいいですよ。
福連木里づくり振興会 ☎0969-45-0111