久玉地区は、牛深の玄関口に位置し、約1,400世帯、2,700人ほどが暮らすまちです。明石・かじや・村田・大脇・上揚・吉田一・吉田二・内の原・山の浦・中の浦・大の浦の11地区があります。まちの中心部に位置する久玉城は、室町時代に築城された中世の古城で、わが国最古の海城とも言われていて、県の指定史跡となっています。
今回は、久玉地区振興会主催で開催している、「権現山登り」を紹介させていただきます。
11月17日(日)参加者23名、今回は魚貫の登山口までマイクロバスで移動しそこから登りました。
秋特有の清々しい天気で、頬をくすぐるやさしい風が心地よく、道を覆う木々から差し込む木漏れ日が森林浴を満たしてくれます。1時間半ほどかけて全員元気に登りきり、まずは全員で権現様に参拝しました。その後、祠の傍らにある大きな岩の下にできた、人がやっと通れるほどの隙間をくぐる人もいました。(この隙間は、親孝行者なら無事通れるが親不幸者なら岩が落ちて殺されてしまうと言われています。)山頂の展望台からの眺めは、久玉湾を眼下に右は、魚貫崎、片島、大島、桑島、左には戸島等の美しい島々が一望でき、遠くは甑島まで見えます。帰りは久玉に通じる道を降り帰路につきました。
皆さんも是非一度〝権現山″へ登って牛深の絶景をご覧ください。