嵐口地区振興会


 御所浦町の嵐口地区は、景行けいこう天皇が肥後巡幸の際に御所浦に難を避けられたとき、最初に立ち寄られた入江です。東風が強く、台風の常襲地でもあります。景行天皇一行は、あまりにも波風が強く船が係留できなかったことから、「ここは嵐の口だ」と申され、以来この入江は嵐口と呼ばれるようになったと伝えられています。
 今回は、嵐口地区に残る史跡「若宮様」についてご紹介します。


 嵐口地区の西の端に瀬戸目せどめという小字名があります。この丘陵テラスに「若宮様」というほこらがあります。この祠こそ、源平の戦で武勲を挙げた源氏の嫡流、多田蔵人行綱ただくろうどゆきつな夫妻の墓と伝えられています。一説には行綱の妻の墓ともいわれています。


 標高30メートルほどのため、気軽に立ち寄ることができます。そのほか、前島山頂や金比羅さんなども地区を一望できますので、ぜひお越しください。


■問い合わせ先:嵐口地区振興会
■TEL:0969-67-3600


若宮様①  若宮様②

                       ▲若宮様▲


嵐口地区(金比羅宮から)  嵐口地区(前島から)

▲金比羅宮からの嵐口地区       ▲前島からの嵐口地区

キーワード: 嵐口
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