天草コレジヨ館に展示してある竹のパイプオルガンです。
なんと黒鍵の部分はべっ甲です。(すごっ)
1600年頃、天草の画学舎(キリシタンの美術学校)で作られたものを復元したものです。
ヨーロッパでは、ブリキでしたが竹を使ってあります。
後に付いてる鞴(ふいご)から風を送り込んで二人で演奏します。
二人の息が合わないとちゃんとしたド・レ・ミ・ファ・・・が出ません(仲良くないとダメです)
ちなみに当時ヨーロッパでは、前で引く人より後の鞴(ふいご)係が給料が3倍高かったそうです。
コレジヨの仲間もコンサートの時などに演奏します。
”パッサメッツオ・アンティーコと王のサルタレッロ”(←早口言葉ではありません!!!)
という16世紀のイタリアの曲を練習中です。
息もぴったりです。(仲良しですから♪♪)
竹から流れ出すとても優しく、不思議な音色を聞きながら、400年前の天草の人々はどんな思いで聴いていたのでしょうか??!!とふと思い
思わず手を合わせて拝んじゃいました!(・・・)
この”パッサメッツオ・アンティーコと王のサルタレッロは現在コレジヨ館にて販売しているコレジヨの仲間のCD(500円)の中に収録(演奏会より録音)してます。
是非、お求め下さい。℡でもOKです~♪
2014年06月25日更新