ごあいさつ

 豊かな自然と文化、日本の原風景を残す天草は、多彩な作家たちにより文芸作品や美術作品などの舞台となっています。特に天草という響きと、そこからイメージされる景観は創作意欲を掻き立てるのかもしれません。
 今回、ギャラリーあまくさ・鶴田一郎事務所のご協力により、「天草を描く‐鶴田一郎と大西靖子の世界‐」を企画いたしました。鶴田一郎氏は熊本県天草市出身で、独特のタッチで描かれた美人画で有名であり、CMで長く起用されました。近年は、現代の鶴田流琳派(つるたりゅうりんぱ)をテーマに仏画などの大作にも挑まれています。
大西靖子氏は神奈川県横浜市出身で、木版画の制作活動を続けられています。天草では海辺のアトリエで草花に囲まれ、自然とともに暮らしながら制作を進めておられます。
 天草をテーマとした二人の作品をご堪能頂き、青い空、碧い海、緑の山々を心に刻んで頂けるなら幸いです。

  2020年7月23日             
                    天草キリシタン館 館長:平田豊弘
鶴田一郎チラシ
2020年08月15日更新