天草市五和町の墓碑群について理解を深める「天草キリシタン館歴史講演会」が令和2年2月2日、天草市五和町コミュニティセンターで行われ、約100人の方が聴かれました。
2014年~2018年度に五和町御領の墓地「ぺーが墓」(15墓)と「岩宗のキリシタン墓碑群」(13墓)を調査し、昨年3に報告書を発表しました。
両墓地が、17世紀頃に造られたとされる大分県臼杵市の国指定史跡「下藤キリシタン墓地」に似ていることから、同時期の潜伏キリシタンの墓である可能性が高いと報告。
講演では、大浦天主堂キリシタン博物館(長崎市)の元研究部長で報告書をまとめた大石一久氏(68)が登壇し、島原・天草一揆の一揆軍と潜伏キリシタンとの関わりを解説。
「五和はキリシタンのものと考えられる墓が千基以上点在する。全国でも例がなく、歴史的価値が高い」と話されました。
また、天草市の松本学芸員による天草地域の概要や特徴の説明もあり、皆さん熱心に聴かれていました。

熊本日日新聞2月4日(火)12面のローカルワイド県南にも掲載されています。
2020年03月01日更新