谷川俊太郎の最新詩集「ベージュ」を読んでいる。

帯に「18歳の日、ぼくは湧き上がる詩を大学ノートに書き始めた。あれから70年―」とある。

あとがきには「米寿になったが、ベージュという色は嫌いではない。」と。

県立図書館で講演されたとき、色紙を書いて頂いた。

「君はどう読みますか?」。私なりに句点を付けて読んだ。

「正解は?」と尋ねると、「ありません。好きに読んでもらえれば。」とのこと。

間もなく90歳を迎える巨人はユーモア満載。しなやかさと強靭を併せ持つ瞳で笑いかけて頂いた。


谷川俊太郎(縮小760×506)

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