寒風に揺れる水仙は凛として、派手な彩りではないが甘い香りが漂う素朴な花である。キリシタン館のトイレの花瓶は、派遣されるシルバー人材の3名の方が持参された花が飾られるが、今回は水仙が活けてあった。館外は曇り模様でコロナ禍により入館者も激減しているが、気ぜわしい毎日の中で心が安らいだ。春はそこまできている。