天草キリシタン館では、11月12日(月)から18日(日)までの1週間、「世界糖尿病デー(11月14日)」に伴い、ブルーライトアップが行われました。
「世界糖尿病デー(WDD)」は、1991年に国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)によって制定され、2006年に国際連合(国連)に公式に認定されました。11月14日は、インスリンを発見したフレデリック・バンティング博士の誕生日です。
現代社会において、糖尿病にかかる人は増加傾向にあり、さらに増加するという予測も出されています。日本においても、糖尿病患者や予備群の人がたくさんいることがわかっています。糖尿病は、心臓発作や脳卒中、失明、じん不全といった重病の原因になるといわれており、世界では6秒に1人が、糖尿病が原因で亡くなっているそうです。
そんな糖尿病の治療と予防を広く呼びかけるために、世界各所で啓発イベントやブルーライトアップが行われました。日本でも、キリシタン館のほか、東京タワーを含めた20カ所以上の建物が糖尿病啓発のシンボルカラーであるブルーのライトで彩られたそうです。残念ながらキリシタン館のライトアップは終了してしまいましたが、世界糖尿病デーの公式ホームページもありますので、この機会にぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
キリシタン館の今年のライトアップの様子。正面から撮影。
少し離れたところから撮影。薄闇のなかに、青く照らされたキリシタン館が浮かび上がります。