6月17日はあいにくの雨だったが、天草市民センター2階大会議室で、「天草生活習慣病研究会ワークショップ研修会」が開かれた。
今年の2月に、日赤の秋吉先生に講演に来ていただいたとき、
グループワークがしたいのでお手伝いをお願いしたところ、
快諾していただいたため、デイ薬局の今里先生に協力を依頼、
サノフィ・アベンティスにマネージメントを依頼して、実現した。
空けてびっくり、なんと60人以上が参加。
急遽、開催場所がAPA会館から市民会館大会議場に変更になった。
サポーターの面々と水流添先生と私。
今日のメニュー。
サノフィにいろいろお手伝いして貰った。
リリーにも写真を撮って貰ったら、インスリンを並べていた。
微妙なライバル関係にある二社だが・・・。
デイ薬局今里先生、落ち着いた調子で司会を始めた。
サノフィからインスリン注射指導法などの説明後、症例呈示。
症例呈示の後、ディスカッションが始まった。薬剤師、看護師、栄養士、保健師、介護士、検査技師など沢山の職種が集まった。
熊本市から、ワークショップに慣れたサポーターに来ていただいた。
玉名からも。サポーターの櫻閒先生は各テーブルを回りながら、的確なアドバイスをする。
活発なディスカッション。
チューターが上手にディスカッションを導いていく。
サポーターの先生方の出番があまりないのはいいことだ。
ディスカッション後、各班の代表者が発表。
彼はわざわざ熊本から来てくれた。
「特定高齢者」という耳慣れない言葉が飛び出した。
説明を求めると(座ったままで失礼しました)、
天草中央包括の保健師さんが説明してくれました。
毎年健診と同時に実施される生活機能評価で、「要支援・要介護になるおそれがある」と認められれば「特定高齢者」となるそうだ。
また、要介護認定で「非該当」でも生活機能評価を受けて、「要支援・要介護になるおそれのある」と認められれば「特定高齢者」となる。
「特定高齢者」になれば、市町村の「介護予防プログラム」を受けることができるそうだ。
どうも昨年から呼称が変わったらしいが、誰も新しい名前を知らない。
でも、とっても勉強になった。
ニュー天草病院薬剤師の西村先生の講義。
インスリンは熱に弱いことを強調していた。
これから暑い夏だし、保冷剤の使い方など参考になった。
サポーターの村上先生は、コメントがとってもお上手。
次も絶対開きたい、参加したいと思わせるお話しだった。
水流添先生の総括。患者サイドにたった優しい解説。
患者ならこの先生の診察を受けてみたいと思ったでしょう?
赤い顔してますが、酔っぱらっているわけではありません。
4月から、天草市立栖本病院の院長として赴任されました、
「水流添 覚」(つるぞえ かく)先生です。覚えて下さいね!