土砂降りの中、冠水道路を通って、河浦の健康フェスタに行きました。
ソフトフィルターをかけたのではなく、湿気でレンズが曇っているのです。
五和の時とは違うメンバーで血糖測定。
20120624健康フェスタ河浦-1

土砂降りの雨の中にしては、結構、人が来ていました。
20120624健康フェスタ河浦-2
雨の中、人吉に行きました。
第8回人吉球磨糖尿病療養指導士勉強会-1

目的は、人吉球磨糖尿病療養指導士勉強会に出席するため。
なんと、1群の単位が取れる勉強会です。
第8回人吉球磨糖尿病療養指導士勉強会-2

「明らかな糖尿病とは?」と講義をしているのは、
なんとこの人。(知っている人は知っていますね)
第8回人吉球磨糖尿病療養指導士勉強会-2

地元の看護師さんたちと交流しようと思っていたら、
先生達しかいませんでした。
ちょっと恐縮。
第8回人吉球磨糖尿病療養指導士勉強会-4

帰りは、土砂降り。
大矢野は冠水してました。
第8回人吉球磨糖尿病療養指導士勉強会-5


今回は天草信用金庫本店の5階を借りました。
倉本先生がMIミーティングの宣伝に来ました。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー01

司会はいつもの今里さん。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー03

ノボがシックデイと低血糖の講義をしてくれました。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー02

前田先生の高齢者の糖尿病の講義。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー04

質疑応答。
高齢者が低血糖を怖がって間食をする、どういう風に対応するか?
前田先生は自己血糖測定を勧めていました。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー05

ディスカッションスタート。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー07

私も前田先生とディスカッションしました。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー06

リリーの展示。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー08

ノボの展示。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー09

サノフィの展示。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー10

発表タイム。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー12

時間があれば発表の内容に関してディスカッションしたいですね。
第3回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー11
健康フェスタで無料血糖測定と無料健康相談をしてきました
クマモンの人気はすごいな〜.

20120609健康フェスタ01

倉本先生たちも禁煙ブースを設置していた。
20120609健康フェスタ02

天草市も沢山ブースを出していた。
20120609健康フェスタ09

血糖測定コーナーはけっこう賑わっている。
20120609健康フェスタ03

妊娠糖尿病の基準が変わったから、
子連れの妊婦さんや出産後のお母さんも多かった。
20120609健康フェスタ04

年配の方々も多かった。
20120609健康フェスタ05

糖尿病療養指導士3人組。
20120609健康フェスタ06

クマモンも並んでいた。
20120609健康フェスタ07

子供に写真をせがまれりゃ、血糖どころではないか・・・。
20120609健康フェスタ08

会場前にすでに満席。
20120531呼吸器感染症講演会-1

国立病院機構熊本南病院の山中徹先生に結核の話をしていただいた。
糖尿病患者は結核に罹患しやすく、重症化しやすいって知ってました?
20120531呼吸器感染症講演会-2

座長は、荘田先生。
20120531呼吸器感染症講演会-3

立ち見が出ていましたが、どうしようもないので、2階と3階で上映したようです。
ヒポクラートのキャパは150人ですが、なんと220人超の参加がありました。
20120531呼吸器感染症講演会-4

上天草総合病院の樋口先生をはじめ、質問も活発でした。
質疑応答だけで30分くらいかかりました。
20120531呼吸器感染症講演会-5

さらに懇親会で、山中先生は質問攻めにあってました。
20120531呼吸器感染症講演会-6
5月22日は苓北、5月24日は牛深、5月29日は本渡で、
神経障害の評価とフットケアについて、セミナーを開いた。

苓北。
第8回天草糖尿病ネットワークセミナー1

本渡。
第8回天草糖尿病ネットワークセミナー2

人数はいつもより少なかったが、その分、質問も活発で、
実技の細かいところまで解説できたと思います。


5月17日〜19日横浜パシフィコで糖尿病学会がありました。
2012糖尿病学会-3

クマモンが次回の学会を宣伝に来ていました。
次回は熊本で開催です。
2012糖尿病学会-2

次回会長荒木先生。
2012糖尿病学会-1

福岡の島田病院の発表。
うちとはちょっと切り口が違うが、地域のレベルアップを図っている病院。
コーディネートナースの活躍により、連携している地域の糖尿病腎症による透析導入が、
なんと頭落ちになったという、強烈なインパクトの発表。
今年は例年と違って、地域連携の枠がかなりとってあり、すごく賑わっていた。
こんな活発な議論があるなら発表すればよかったとちょっと後悔。
まあ、今年は発表より視察重視と言うことで。
2012糖尿病学会-4

中華街も視察してきました。
2012糖尿病学会-5
3月26日本渡、27日牛深、28日苓北で、
第7回天草糖尿病ネットワークセミナーを開催しました。

本渡の会場は天草健診センターの2階会議室。
広さがちょうどいいくらいでした。
第7回天草糖尿病ネットワークセミナー2

星のきれいな夜でした。
第7回天草糖尿病ネットワークセミナー3

苓北はいつもの志岐集会所。
HbA1cの国際標準化についても話させていただきました。
第7回天草糖尿病ネットワークセミナー4

魚が旨い夜でした。
初鰹、苓北産です。
第7回天草糖尿病ネットワークセミナー6

うつぼのうす造り。
第7回天草糖尿病ネットワークセミナー7

雨は降っていたが、本原クリニックで妊娠糖尿病の勉強会。
定刻前にスタートした。
当院からは外来で糖尿病看護に関わる看護師4人と、私が参加。
プレゼンはおもに松崎看護師が行った。
本原クリニック勉強会 2012/02-1

快調に50分もしゃべり続けた。
ちょっとした講演会並み。
まあしかし、みんな勉強になったみたいだし、
質疑応答も活発だったからいい感じの勉強会でした。
次回は症例を呈示して、議論しようと言うことになりました。
本原クリニック勉強会 2012/02-2

勉強会のあとの懇親会。
あらかた食べたあとに、いつものように気がついて、写真を撮りました。
チーム本原は連絡が入って、このあとカイザーだということで、
数名がさーっと帰って行きました。ご苦労様です。
本原クリニック勉強会 2012/02-3

2月10日金曜日は、熊本糖尿病地域連携ネットワーク研究会でした。
天草市民センター大ホールに、300人弱の医療関係者が集まりました。
暖房が壊れ寒い中、みなさま本当に長い時間、ありがとうございました。

まずは、保健所の取越さんが、オープニングで天草の現状を説明しました。
熊本糖尿病地域連携ネットワーク研究会5

1番目の症例は、天草市の永野さんが、特定健診で見つけた糖尿病患者。
一度は医療機関を受診したが、ドロップアウトしてしまった例を呈示。
なかなかよくフォローしていると感心しました。
熊本糖尿病地域連携ネットワーク研究会1


2番目の症例は、上天草総合病院の山城先生が、困った症例を呈示。
これも、この症例は医療機関に通院しているにもかかわらず、
上天草市の保健師がしっかりバックアップしていました。
熊本糖尿病地域連携ネットワーク研究会2

次は、私。緩徐進行1型糖尿病が糖尿病連携でうまくいった例。
熊本糖尿病地域連携ネットワーク研究会3

ここで、演者のそばに3人座っている人たちは、パネリスト。
天草第一病院の前田先生、
ニュー天草病院の松本先生、
栖本病院の水流添先生。
座長の荒木先生が、こんな症例どうします?って聞いたら、
それぞれの意見を述べなくていけない。
3症例呈示の間、ずーっと座っている。
みなさまお疲れ様でした。

最後は、熊大の荒木教授。
HbA1cの値が変わることなど、最新の情報をわかりやすく解説。
荒木先生が話し始める頃には後ろの方にもずいぶん人が入っていた。
熊本糖尿病地域連携ネットワーク研究会4

これからも、こんな催しを沢山開催しますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
2月8日は第159回糖尿病教室でした。
試食会は、タニタ食堂のレシピで作ったお弁当。
約470kcal。
第159回糖尿病教室1

今日はランチョンセミナー形式にして、
食べながらインスリンの話を聞いていただきました。
食べながら聞くスタイルは、意外と好評でした。
第159回糖尿病教室2
今日は妊娠糖尿病と外来インスリン導入。
本原クリニックからたくさんのご参加ありがとうございます。
松崎ナース、堂々と講義を始めました。
手慣れた調子です。
第6回天草糖尿病ネットワークセミナー本渡1

妊娠糖尿病患者は1年でざっと30人。
倍以上に増えている。
妊娠糖尿病患者は1〜2週間フォローだから、結構大変だ。
第6回天草糖尿病ネットワークセミナー本渡2

質疑応答もとても上手でした。
どこでも、ただで講演に行きますよ。
第6回天草糖尿病ネットワークセミナー本渡3
看護師が患者にインスリンを注射する際に使うインスリン注射針として、
BDオートシールドを採用しました。
詳しくは、リンクページを見て下さい。
天草障害者就業・生活支援センターの研修会に行ってきました。
山田栄養士の話。
みんなちゃんと朝ご飯食べてます。
無料講座2011年12月-1

浦田師長の手洗いの話。
感染予防にはうがいと手洗いです。
無料講座2011年12月-2

手が洗えたかどうか、紫外線で確認しているところです。
結構、汚れが残っていました。
無料講座2011年12月-3
11月14日は世界糖尿病デーで、
14日を含む月曜日から日曜までが糖尿病週間です。
糖尿病週間に天草キリシタン館のライトアップをしています。
2011天草キリシタン館ライトアップ4

記念撮影をしました。
かなり寒かった・・・。
2011天草キリシタン館ライトアップ3
今年は通詞島でウォークラリーをしました。
ユメールで問診と血糖測定。
2011ウォークラリー01

外に出てラジオ体操。
2011ウォークラリー02

いつものように集合写真。
今年もたくさん集まって頂ありがとうございます。
2011ウォークラリー03

あちこちで観光案内があり、ちょうどいい休憩になります。
2011ウォークラリー04

ちょっときつめの坂もありました。
2011ウォークラリー05

通詞島の一番高いところからの眺めは絶景です。
2011ウォークラリー06

アコウの木のしたに井戸があります。
2011ウォークラリー07

こんなところも歩きます。
2011ウォークラリー08

背戸家も観光のポイントです。
2011ウォークラリー09

みんなが通詞島の塩造りの話を聞いているときに、パチリ。
2011ウォークラリー10

ちょっと歩き足りない人たちは、風車まで足を伸ばしました。
2011ウォークラリー11

しっかりサポートします。
2011ウォークラリー12

帰り着いたら血糖を測って、順次昼食。
2011ウォークラリー13

そのあと、マルバツゲーム。
問題が簡単すぎて、最後はじゃんけんになってしまいました。
2011ウォークラリー14

最後はフジモンの整理運動。
2011ウォークラリー15

写真がもっと見たい人はこちらまで。



今日は栖本で健康フェスタ。
今回も無料血糖測定と健康相談を行った。
一応、糖尿病週間関連イベントにした。
安田健康増進課長の挨拶で、13時30分から始まった。
平成23年度健康フェスタ(栖本)1 

小学生のポスターが飾ってあった。
さすが歯科医師会。
平成23年度健康フェスタ(栖本)7

いつもながら、歯科検診は大賑わい。
平成23年度健康フェスタ(栖本)2

血糖測定も結構賑わっている。
今回は、栖本病院の院長と看護師さんの応援があった。
来年も来て貰おう!
平成23年度健康フェスタ(栖本)3

リリーとニプロも応援に来てくれた。
お客さんを連れてきてくれる。
いつもありがとう!
平成23年度健康フェスタ(栖本)4

流れは、血糖測定→栄養相談→健康相談。
平成23年度健康フェスタ(栖本)5

栖本病院の看護師さんも水流添先生も大活躍!
平成23年度健康フェスタ(栖本)6

隣では、倉本先生が禁煙指導をしていた。
平成23年度健康フェスタ(栖本)8

天草市も別の一角で健康相談をしていた。
平成23年度健康フェスタ(栖本)9

今回のメンバー。
水流え先生が痩せて見える・・・。
平成23年度健康フェスタ(栖本)10

多職種ごちゃまぜのグループディスカッション。
ご好評につきまたまた開催しました。
オープニングは今里先生。
第2回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー1

ディスカッションの様子。1テーブル7-8名。
今回も、医師、薬剤師、保健師、看護師、栄養士、社会福祉士、ケアマネージャー、介護職員、学生などなど多職種の皆様にお集まりいただきました。
第2回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー2

ディスカッションの合間を縫って、
リリー製品に関する各先生方のご意見を拝聴。
HDというのはどうもHalf Doseらしい。
第2回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー4

ディスカッションが終わると各班毎に発表。
野田先生はさっと手を挙げて沢山しゃべったので・・・、
第2回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー5

後の白石先生かぶらないようにするのが大変そう。
第2回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー6

水流添先生のミニレクチャー。糖尿病患者の意識障害について。
水流添先生が遠くに霞んで見えない。
第2回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー3

反対側から撮ってみました。
第2回天草生活習慣病研究会ワークショップセミナー7

たぶん皆さん、ディスカッションは不完全燃焼に終わったことでしょうが、完全に結論が出る問題でもないし、今後もずっと続けていけば、きっといいことあるんじゃないかな。
糖尿病学会九州地方会に参加した。
福岡はローカルCDE発祥の地だ。
熊本にローカルCDEができない理由は、
熊本はローカルではなくCDEJの発祥の地だからだ。
J発祥の地にLはいらないだそうだ。
天草はローカルがいるのになぁ。
第49回糖尿病学会九州地方会

研修医時代にお世話になった大学の看護師さんが発表していた。
みんな歳をとった・・・。
第49回糖尿病学会九州地方会


グラインダーのデモ器がきました

グラインダーのデモ器が来ました。
ドイツUnitronic社製のPrimus、たぶんこれにすると思いますが、
デモ器なので使い勝手が悪ければ他のにします。
天草地域糖尿病保健医療連携会議

どうやら、保健所はこの会議を開いたという既成事実が欲しかったようだ。
医療機関、行政、関係団体の立場や意見は全くと言って良いほど異なるのに、
事前の意見調整はなく、かといって議論をする時間はほとんどなかった。
ただの報告会に終わり、保健所が提示した要件を事後承諾する会議に過ぎなかった。
2年前から存在する問題は、何一つと言ってよいほど解決されていない・・・。

保険者間で受診勧奨レベルが違うのに、予防対策を統一できないのは自明であろう。
HbA1c 5.2-5.5%、FBS 100-109mg/dLのグループに受診勧奨を行い、
医療機関を受診した場合、診療所できるのは200点のOGTTくらいで、
医師の指導は無報酬の上、他の診療がお座なりになるので、満足な指導はできない。
このグループに医師がインスリン分泌能を検査し、指導して、900点を請求しても、
査定して、200点にするか最悪0点にするのは、受診勧奨した当の保健者なのだ。
診療所の医師に「正常だから来なくて良いよと言うな」とは、虫がよすぎるだろう。
必要なインスリン分泌能を調べる検査をすれば査定して赤字をおしつけ、
他の診療を犠牲にして無償で指導しろと言っているのが分からないのだろうか?
係りが違うと言うだろうが、保健という小さいくくりでも縦割りの弊害がある。
受診勧奨をして、医師が正常と言えば、予備軍レベルには逆効果になるのは予想できる。
このようなことを見据えて、診療所のコメディカルに指導させるべく、
天草糖尿病ネットワークセミナーを開催し、コメディカルを教育しているのだが・・・。
漸く1年が経過したが、まだ完全に指導を任せるレベルには達していないだろう。
無料講座も準備しているが、利用者が少ない。
診療所のコメディカルが指導できないことに関しては、市町が指導をすべきだと思う。
一方、協会けんぽはHbA1c 6.1%以上、FBS 126mg/dL以上のグループに受診勧奨を行うが、
これは糖尿病型なので当然であり、糖尿病の発症予防とは違うようだ。
発症予防という点では、国保のレベルで予防教育を行うのが理想的だと思う。
それを実践しているのが上天草市であり、今後よい成績が期待できると思われる。
上天草市は予算がとれたが、予算のない天草市で、どうするか?
受診勧奨レベルをHbA1c5.6以上のグループに引き上げるのも一計かと思う。
協会けんぽにも少し譲歩して貰って、天草圏域で受診勧奨レベルの標準化を行えば、
全国的にもモデルケースになり得ると思うのだが・・・。

糖尿病対策

そもそも今回の会議では、上記のオレンジの部分、一次予防と二次予防について、
別々に天草圏域の現状と、具体的プランを話し合うべきであったが、
一次予防に関しては上記のように意見調整が全くなされておらず、
当日検証できるはずもない程の資料は事前配布されず、
二次予防に関しては、、天草で何が進んでいるかを保健所が理解していないため、
地域連携に至っては熊本県全体の説明に終始した。
歯科医師会もいたのだから、歯周病や歯科との連携にも触れればよかったのに・・・。
糖尿病連携イメージ
上記は、特定健診が始まる前の2006年頃から健診をベースにして、
行政や医師会に説明して回った地域連携イメージである。
要治療の部分に関してはほぼ予定通り達成できた。
要指導の部分の専門的食事指導の部分とかかりつけ医の関係は、
天草市が合併する前の保健師さんにも、お願いしたが、
なかなか達成できていない。
当初は市町は特定健診受診率の目標達成に積極的でなく、
5年間で徐々に目標に到達すればよい程度に考えており、
特定健診の受診勧奨後の対策については、今でもやる気がない。
この会議に担当課長すら一回も出席したことがないのがその証拠だろう。
天草圏域の糖尿病対策を決定する会議なら、局長でも偉すぎはしない。
今回の会議でも、天草市による指導は難しいとの解答だった。
糖尿病対策全体像
これは2005年頃から使っている、糖尿病対策の全体像である。
今ひとつうまくいっていなかったり、現状を把握できていないのが、
健康人〜境界型の部分の対策の柱と事業の進行状況である。
糖尿病患者に関しては、連携体制は順調に整備されつつあると思う。
現在我々が、もっとも力を入れているのは、基盤作りのうちの、
「スタッフの資質向上」と「職域間の連携体制」の整備である。
これが天草糖尿病ネットワークセミナーを開催している理由であり、
天草生活習慣病研究会ワークショップを薬剤師会と共催している理由だ。

私たち糖尿病療養指導委員会の考えはこの3枚のスライドで全て説明でき、
これに沿って、いろんな事業を展開していることを理解していただきたい。
天草で順調に進んできた糖尿病対策がここ1年半ほど頓挫しているのは、
非常に残念である。
松島まで船員安全講習会に行ってきました。

桑野栄養士の講演。
いつもの脂肪3kgがけっこう受けていました。
2011092801 

私も新しい糖尿病診断基準と新しい糖尿病の薬について少々お話ししました。
2011092802 

帰りは、天草ありあけ蛸街道を通って帰ってきました。
2011092803 

順天堂大学の河盛隆造先生をお迎えしました。
沢山お集まりいただいた皆様、どうもありがとうございました。
2011091603 

やっぱり、河盛先生は講演がうまい。
聞いていて飽きないからあっという間に時間が経つ。
でも、すこし歳をとったな〜。
2011091602

座長は水流添先生にお願いした。
2011091601

これからは、座長も回り持ちと言うことで、宜しくお願いいたします。
仕切り直しです。
まずは講義。
2011091301

さすがに今回は集まりました。
2011091302 

前回から、足を変えて実技指導です。
2011091603

次回は、症例検討会ですが、10月28日にも症例検討会をするのと、
11月は糖尿病のイベントが多いので年明けにしようと思っています。
インクレチン製剤の説明会を院内で開きました。
インクレチン製剤院内説明会1

かなり盛況でした。
みんな興味があるんだな〜。
インクレチン製剤院内説明会2
賢島セミナー2日目。
賢島の朝。
20110828賢島4

トピックス
「有痛性糖尿病性神経障害への対応のアップデート」
東北労災病院の豊田隆謙先生の司会で、愛知医科大学の中村二郎先生の講演。
 リリカとテグレトール、ダメなら麻薬ということだったと思います。もちろん、メキシチールやノイロトロピンといった選択肢もあります。

セミナー3「糖尿病性合併症の診断と管理・治療のフローチャート」。
司会は滋賀医科大学の柏木厚典先生。
①旭川医科大学の羽田勝計先生
 腎症を中心にお話し頂きました。CKDのステージと糖尿病腎症のステージの違いの話をして頂きました。評価はeGFRと微量アルブミン尿で行うのが一般的で、シスタチンCはまだ標準化されていないそうです。
②三重大学の住田安弘先生
 心臓のシネMRIのお話しがありましたが、フィリップスのMRIが必要だそうです。三重大学の成功率が高いのには色々わけがあるようです。ちなみに、うちのMRIでもスペクトの代用はできるようです。
③中部労災病院の河村孝彦先生
 糖尿病と脳梗塞の因果関係は低く、血圧とコレステロールの管理が大事だとおっしゃってました。大血管障害の指標は、アルブミン尿とeGFRだそうです。
④京都医療センターの河野茂夫先生
 フットケアと下肢のASOの話をして頂きました。スクリーニングはABIと腰部MRIで良さそうです。

最後は、田嶼尚子先生、門脇孝先生、清野裕先生の鼎談「血糖コントロールを考える」。
 HbA1cの国際標準値使用開始は、来年の4月1日にしたいとおっしゃっていましたから、何とか特定健診の問題をクリアして、たぶんそうなるでしょう。4月1日からしばらく(1年ほど)はJDS値と併記となるはずです。


以上で終わって、帰りは近鉄特急のこんなのに乗りました。
20110828賢島5

新幹線の車窓からは夕日が見えました。
20110828賢島6
日本糖尿病学会のご招待を受け、賢島セミナーに行ってきたので、ご報告します。
今回のテーマは「糖尿病の診断と管理のイノベーション」でした。
20110827賢島3

テーマ1は「病型から見た糖尿病の病態と診断は今」。
 和歌山労災病院の南條輝志男先生の司会でした。
①東京大学の門脇孝先生
 日本人に特有のSNP(スニップ:DNA配列のわずかな異常)やエピゲノム(DNA配列に変化はないが、クロマチンやDNAがメチル化やヒストンアセチル化により表現型や遺伝子発現量が変化する)の異常と糖尿病の発症についての話しでした。
20110827賢島1

②熊本大学の荒木栄一先生
 1型糖尿病の話。緩徐進行型1型糖尿病は東京スタディーなども紹介しながらわかりやすい解説でした。
③東京女子医大の佐中眞由美先生
 妊娠糖尿病のフォローの話はすぐに実践に役立ちそうでした。HAPOスタディーの話も興味深かったです。
④神戸大学の横野浩一先生
 高齢者糖尿病の管理の話では、高齢者の筋肉量の低下と認知症の話がわかりやすかったです。

症例検討セミナー
中部労災病院の堀田饒先生の司会で中部労災病院の今峰ルイ先生の困った症例呈示。
コメンテーターとして、旭川医科大学の羽田勝計先生と川崎医科大学の加来浩平先生。
肥満2型糖尿病の困った2症例が呈示されましたが、愛知県は5種類も内服を併用できるんだなあと感心していまいまいした。

ディナー
 かつてNHKドキュメントで放送された、金沢の城北病院(最後の願いを叶える笑って死ねる病院)の患者の最期の願いの一つ、志摩観光ホテルの鮑のステーキ。絶品でした。
20080827賢島2

ディナースピーチ
 滋賀県健康福祉部の吉川隆一先生司会で東京慈恵会医科大学の田嶼尚子先生のスピーチ。
 女性医師への差別と限界をガラスの天井と称して、自らの半生を熱く語っていらっしゃいました。

セミナー2は「2型糖尿病の病態に応じた管理・治療のフローチャート」
 司会は関西電力病院の清野裕先生でした。
①川崎医科大学の加来浩平先生
 病態に応じた薬剤選択の話。患者のQOLを考えて早めに薬剤投与をといった内容だったかと思います。
②東京大学の植木浩二郎先生
 ビグアナイドの大量投与が話題に上り、当たり前の話ですが高齢者は少量からと強調されていました。またアクトスと膀胱癌の関係に関しても、武田の下敷きを使って上手に説明するようと言う話をされていました。インスリンの発癌性の方がずっと高いのだが・・・、だそうです。
③京都大学の稲垣暢也先生
 インクレチンの話をして頂きました。インクレチン単独での低血糖はEpac2が関連しているのではないか?だそうです。
④山口大学の谷澤幸生先生
 インスリンによるコントロールの話。1回注射から初めても、頻回注射から初めても最終的に行く付くところは同じだそうです。注意するべきは、もちろん体重増加と低血糖です。



8月5日本渡で開催。
なんと参加者が10人に満たない。
参加を名簿を見たら、2施設からのみ・・・。
連絡ミスでした。申し訳ございません。
9月にもう一度ヒポクラートで開催します。
20110805第5回天草糖尿病ネットワークセミナー本渡1

フットケアの実際は、浦田師長が足を提供し、
松崎さんが指導してくれました。
20110805第5回天草糖尿病ネットワークセミナー本渡2

尚、牛深では無事8月4日に開催したのですが、
写真がありません。ごめんなさい。
今回は「糖尿病外来看護とフットケア」。
苓北はいつもの志岐集会所。
この建物、なんと日本建築学会賞を受賞している。
志岐集会所

天草地域医療センター看護師の江上さんが、講義をしてくれた。
2011年第5回天草糖尿病ネットワークセミナー苓北1

爪切りの実演。
人身御供になったのは、倉本先生。
いつも快く引き受けてくれるから頼もしい。
参加者の皆さんから色々質問もあって、なかなかの盛況でした。
2011年第5回天草糖尿病ネットワークセミナー苓北2
6月17日はあいにくの雨だったが、天草市民センター2階大会議室で、
「天草生活習慣病研究会ワークショップ研修会」が開かれた。
今年の2月に、日赤の秋吉先生に講演に来ていただいたとき、
グループワークがしたいのでお手伝いをお願いしたところ、
快諾していただいたため、デイ薬局の今里先生に協力を依頼、
サノフィ・アベンティスにマネージメントを依頼して、実現した。

空けてびっくり、なんと60人以上が参加。
急遽、開催場所がAPA会館から市民会館大会議場に変更になった。
2011061701

サポーターの面々と水流添先生と私。
2011061715

今日のメニュー。
2011061702

サノフィにいろいろお手伝いして貰った。
2011061703

リリーにも写真を撮って貰ったら、インスリンを並べていた。
微妙なライバル関係にある二社だが・・・。
2011061719

デイ薬局今里先生、落ち着いた調子で司会を始めた。
2011061716

サノフィからインスリン注射指導法などの説明後、症例呈示。
2011061708

症例呈示の後、ディスカッションが始まった。薬剤師、看護師、栄養士、保健師、介護士、検査技師など沢山の職種が集まった。
2011061705

熊本市から、ワークショップに慣れたサポーターに来ていただいた。
2011061717

玉名からも。サポーターの櫻閒先生は各テーブルを回りながら、的確なアドバイスをする。
2011061707

活発なディスカッション。
チューターが上手にディスカッションを導いていく。
サポーターの先生方の出番があまりないのはいいことだ。
2011061709

ディスカッション後、各班の代表者が発表。
彼はわざわざ熊本から来てくれた。
「特定高齢者」という耳慣れない言葉が飛び出した。
2011061710

説明を求めると(座ったままで失礼しました)、
2011061711

天草中央包括の保健師さんが説明してくれました。
2011061712 
毎年健診と同時に実施される生活機能評価で、「要支援要介護になるおそれがある」と認められれば「特定高齢者」となるそうだ。
また、要介護認定で「非該当」でも生活機能評価を受けて、「要支援・要介護になるおそれのある」と認められれば「特定高齢者」となる。
「特定高齢者」になれば、市町村の「介護予防プログラム」を受けることができるそうだ。

どうも昨年から呼称が変わったらしいが、誰も新しい名前を知らない。
でも、とっても勉強になった。

ニュー天草病院薬剤師の西村先生の講義。
2011061713

インスリンは熱に弱いことを強調していた。
これから暑い夏だし、保冷剤の使い方など参考になった。
2011061718

サポーターの村上先生は、コメントがとってもお上手。
次も絶対開きたい、参加したいと思わせるお話しだった。
2011061706

水流添先生の総括。患者サイドにたった優しい解説。
患者ならこの先生の診察を受けてみたいと思ったでしょう?
赤い顔してますが、酔っぱらっているわけではありません。
4月から、天草市立栖本病院の院長として赴任されました、
「水流添 覚」(つるぞえ かく)先生です。覚えて下さいね!
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