其ノ一 神楽崎の大神碑
須子の有志の方が昭和8年9月ごろ、猿田彦大神碑を建立したと記録あり。
昔、神様がこの地から老岳山頂に向けて舞い上がり、ご神体となったという伝説から「神楽崎」という名前が付けられ祀られています。
今:平成19年11月16日撮影
昔:昭和8年9月撮影(ありあけまち写真で見る100年から)
其ノ二 須子小学校(体育館)
平成6年3月31日、須子小学校は大楠小学校に統合され、118年の歴史に
幕を閉じました。同年校舎は取り壊され、平成7年4月に須子体育館が落成。須
子地区の交流の拠点として、地区住民から慕われています。
現在、同施設では須子地区球技大会など、各種スポーツ大会が開催されたり、
ミニバレーやフットサル(ミニサッカー)などの練習に使用されています。
今:平成20年9月10日撮影
昔:昭和51年撮影(ありあけまち写真で見る100年から)
其ノ三 須子小学校(記念碑)
写真の記念碑は、須子小学校創立百周年を迎え建てられたものです。
昔の写真は、校庭で盛大に行われた式典の様子。
今は校舎は取り壊され、体育館が建てられましたが、記念碑は当時の場所に存在しています。
今:平成20年9月10日撮影
昔:昭和50年10月18日撮影(ありあけまち写真で見る100年から)
其ノ四 長続坂
写真は、国道整備前の桜の名所と言われた「長続坂」。
皇太子(現天皇陛下)誕生記念として植樹されましたが、国道開通に伴いほとんど切り取られたとの記録あり。(須子小学校創立百周年記念誌「神楽崎」から)
しかし、切り取られなかった桜数本には、毎年きれいな花が咲き誇り、ドライバーの目を楽しませてくれます。
昔:昭和中期撮影(ありあけまち写真で見る100年から)
今:平成21年3月27日撮影
今:平成21年3月27日撮影
其ノ五 須子地区球技大会
須子地区球技大会の様子です。
以前は、若者が多く活気があり、春にソフトボール、秋にバレーボールが行われ、大にぎわいだったようです。
近年は、6月に体育館でミニバレーボール、グラウンドでグラウンドゴルフが行われています。
若者が減り、人が少なくなったものの、当時のにぎわいを引き継ぐかのように、白熱した戦いが繰り広げられます。
また、大会後に部落ごとに催される打ち上げは、子どもからお年寄りまで集会所などに集まり、手作り料理を囲み、楽しい一時を過ごします。
今後も、須子地区一番のイベントとして、絶えることなく開催されることでしょう。
昔:昭和50年10月撮影(ありあけまち写真で見る100年から)
今:平成20年6月1日撮影
其ノ六 子どもみこし(秋の大祭)
子どもみこし(須子諏訪神社秋の大祭)の様子です。
以前は、子どもが多く、小学生が樽みこしをかついで須子地区内を練り歩いていました。
近年は、子どもたちの数は少なくなったものの、当時のにぎわいを引き継ぎ小学生に替わり保護者が、みこしをかついで須子地区内を練り歩きます。
使用されているみこしは、平成7年に故・松本陽一郎さんから寄附され樽みこしからみこしへ新調されたものです。
今後も、須子地区秋のイベントとして絶えることなく続くことでしょう。
昔:昭和50年頃撮影(須子小学校創立百周年記念誌神楽崎から)
今:平成23年10月16日撮影