2010年1月28日
一口に 和紙と言っても いろいろな種類がありますが
ここでは Kの手芸教室で 実際に使用している和紙に
ついて お話したいと思います
下の写真の和紙は 単色の楮(コウゾ)染め紙です
ちぎり絵や貼り絵などに適しています
下の写真の和紙は 板〆(イタジメ)ぼかし といって
楮紙を縦横に折りたたんで染めてあります
ぼかしの特徴を生かして 花びらや葉っぱなどの
微妙な色合いを表現することが出来ます
下の写真の友禅和紙には いろいろな模様があり
和紙工芸や折り紙などに 用いられています
下の写真の和紙は ちりめん加工をした友禅和紙です
ちりめんとは 平板の友禅和紙や楮紙を 縦横方向に揉み
柔らかく 扱いやすくしたものです
細かくシワ加工された和紙は ちりめん布と同じように
押絵の制作に とても適しています
Kの押絵教室で 最も多く使用しているのが この ちりめん
加工をした友禅和紙や楮紙です
実は このHPで発表している押絵のほとんどは
ちりめん和紙で 出来上がっているんです
意外でしたか?
実際に 間近で見ても 布で出来ていると思う人が
ほとんどなんですよ
職人さんが 一枚一枚 手揉みして作る ちりめん和紙!
日本の伝統文化って ほんとうに すばらしい!