実は逆効果!?エアコンをこまめに切ると損をする。
最近、省エネやらエコなどの言葉が巷に溢れている中で、節約対策をしている人も多いはずです。
でも、場合によってはそれが逆効果になることもあるらしいく、なかでもエアコンが大きな落とし穴のひとつなのです。
「無駄な電気は使わないようにと、部屋が暖まったらスイッチを消し、冷えてきたらまたつけるのは節約にはなっていないのです」
実は、エアコンの最新機種全般には部屋が暖まったときに省エネ運転する機能がついているため、こまめにスイッチを切ることが逆効果になってしまうケースがあるのです。
「エアコンは立ち上がり時の約10分間が最も消費電力が大きく、設定温度に達すると消費電力は小さくなります。6畳用の最新機種で消費電力を比べると、立ち上がり時と安定時とでは消費電力に4倍の差があります」(東京電力くらしのラボ)
つまり、こまめにスイッチを消したりつけたりしすぎると、立ち上がり時の消費電力量がかえってかさむことになってしまうので要注意ということになるのです。
また、知っておかなければならないのは、薄型(地デジ対応)テレビの新常識。
「昔のテレビはコンセントをこまめに抜くことにより年間300円程度節電できましたが、今のテレビは待機電力がほとんどかからないため年間10円しか変わりません。それより逆に、コンセントを抜くと、電子番組表のデータが消えてしまい、再取得をするまでに一かい90円前後の電気代がかかってしまうんです。つまり毎日コンセントを抜いてしまうと1ヶ月で約2700円も高くなってしまうんですよ」とのことです。
みなさんも部屋はぬくぬくにして賢く節電していきましょう!