話は少し前になるが、仕事で西平を巡回していた時に撮影したものである。
西平地区とは天草町の西海岸に位置し、北側は高浜西平、南側は大江西平になる。道路から海までは高いところで70~80mほどあり、断崖絶壁に道があるとイメージしてもらえればと思う。
途中いくつか集落もあり、住んでいる人は大変だろうと思う。当然バスなどの交通手段も無い。
しかし、景色は絶景である。沖合いには「大ケ瀬」「小ケ瀬」と言った釣りでは有名な沖磯が望める。
足元はどこもサラシが出来やすく、ヒラスズキの絶好のポイントでもある。が、海岸まで降りるのが一苦労である。(当然、戻りはもっとツライ)
話をもどして・・・当日は何気なくきれいな海を眺めていたが、南のず~と沖に山影みたいなものが見えた。位置的に甑島だと思う。天気しだいでたまに見えるのであるが、ちょうどカメラを持っていたので思わず撮影してしまった。
右側の瀬が大ケ瀬(南側の一部)、中央が小ケ瀬(生の字付近)、手前の小さい四角っぽいのがバクチ瀬、左側一帯がが西平、その奥が牛深の魚貫崎、雲の中にうっすらと見えるのが甑島(写真ではわかりづらいです)
夏の海