私たちが住んでいる区の中にある熊本県立苓明高等学校の体育大会が14年ぶりに
開催されました。
地域の中にある高等学校で、体育大会が開催されないのは、とてもさびしいことでした。

生徒諸君および学校にとっては、ひとつの大事な教育の場がなくなり、それに代わる
ものを他で補おうとすると相当の工夫と努力が必要であっだろうと思われます。
フリースポーツカーニバルとして、それなりの工夫をしてきたことに対して、敬意を表します。

長い歴史を絶つということは、そのときの当事者だけのことで済むものではなく、
続く者、後輩たちの苦痛、負担は当事者以上のものがあったかもしれません。

今在校している生徒諸君は、先輩たちから引き継いできた歴史を背負っており、
それを絶つことがないように、歴史の重みを大事にして、さらに磨きをかけて
後輩たちに大切に渡し続けてほしいものです。
いつかは、それが伝統という重みをもったものに創りあげられることでしょう。

きょうの苓明高等学校における体育大会は、苓明高等学校流として、
新しい一ページが創られたと思います。また来年度は、さらに工夫されたものに
なっているかもしれません。

本当に清々しい気力あふれる立派な一ページだと感激しながら観戦していました。

昨日までの風雨から、きょうはすばらしい青空になり、新たなスタートを天も祝福
してくれていたようでした。
 

      青空の下そして緑に囲まれた苓明高等学校と開会式前の生徒諸君

 

新しい歴史を創る記念すべき宣誓


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2008年05月12日更新