昨日から、天草市のホームページを時々見ながら防災情報に気をつけていましたが、「緊急情報」ということでMARQUEEを使って「避難警告が発令されました」と出るだけです。しかもこのような情報をMARQUEEを使って流すとは危機管理という面からいえば、いかがなものでしょうか。なぜかは、あえて触れません。
防災情報をいち早く把握するには、熊本県の統合型防災情報システムは、とても有効です。
従来から使っていますが、牛の首区でいえば“広瀬川”の水位は注意が必要です。
当システムの「水位情報」の中から「広瀬川」を呼び出して、潮の干満の時間などを加味しなながら状況を把握しています。同様に、他の河川についても可能です。
熊本県統合型防災情報システムは以下をクリック
http://www.bousai.pref.kumamoto.jp/GmnDsp.exe?M300A0S215N1P0
広瀬川については
http://www.bousai.pref.kumamoto.jp/GmnDsp.exe?M43A7S549
8時30分の状況では分かりにくいですが、今朝の4時過ぎ頃は、はんらん危険水位を超えていました。
テレビで、報道されるたびに、そこの情報をこれらのシステムを使って把握はしてきましたが、
こんなことでよいのでしょうか。
これらの情報は、住民はテレビ以外では知ることができませんが、天草市の防災体制はこのようなことでよいのでしょうか?
現在の防災放送とかも、平常時でも問題はあるとしても、いくらかよいとして、本当に必要なときに、役立だたないとはいかがなものでしょうか。今日、防災、災害時の対策・体制が厳しく問われている状況下です。将来的な対策は考えられているとしても、対策が出来るまでに、どのようにしてすればよいのか、大事なことだと思います。
ただ今現在の課題・問題をどうするのかということは、最も大事だと思います。
また、天草市の災害対策本部は、いつ、どこに、どのように設置されたのかも分かりません。
災害対策本部が設置されたら本部長は、本部に居るというのが本来の姿で、設置したことをどのようにして、住民に知らせるかを含めて指示を出すべきだと思います。リスク・マネージメントがどの程度なされているのか心配にもなります。
災害対策本部を災害が発生している近くに、移動する必要が発生するかもしれません。そのような場合、本部が移動するのか、新たに現地本部を置くのか、その場合、対策本部と現地本部の役割・分担はどうするのか、あくまでも対策本部の長は本来の場所・対策本部で指揮命令を出さなければならないでしょう。
2014年07月07日更新