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福島第一原発の循環冷却装置の安定運転化で、手間取っています。 |
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う~ん。3月11日事故が発生して、水素爆発が起き、冷却のために、 あの手この手で必死に、なんとか冷却を試み出した時点で、冷却効率など 考えることもできないまま、とにかく必死に上部から水、海水をかけ始めた 時点から、おそらく放射性物質を含んだ水の処理が問題になるなと分かって いながら注水していたはずです。我々でも気になっていましたから。 |
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それにしては、一般企業では考えられないくらいその後の対応が悪かった ように感じています。 |
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おまけに、循環冷却装置なるものを何とか設置し、スタートしたが、 バルブについている出荷時の開閉表示が間違っていたため、 開いているはずのバルブが閉じられていて、吸着装置に水が流れていず バイパスして流れていたとか。極めてお粗末。 |
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バルブについている開閉表示は、たまに間違っていることはあるものと私達は 考えて、何百個あっても設置するときに確認したものです。 日本製でもまれに、間違ってたことがありました。 |
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プロセスエンジニアとしては、当たり前のチェックです。バルブを納入した業者 さんが悪いうことで片付け、大臣さん達も納得しているようですが、とんでもない ことです。日本の技術力が問われます。 |
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さらに、ホースの接続部に使用する加締めが締められてなかったようで、水漏れ発生。 曰く、流量調整のためにバルブを絞ったので、水圧が上がり水が漏れたと発表。 したがって、こんごはバルブで絞る時は注意すると報道されています。 |
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確かに、ポンプの圧力は、吐出側のバルブを絞れば上がるのは当然ですが、 ホース接続部の耐圧は、ポンプ締めきり運転に対応できないような設計のものを 使っているのでしょうか。 あちこちのメディアもそのように報道していますが、そんなことはしないでしょう。 東電さんの技術力って、そんなものなんでしょうか。 この調子じゃ、これからも心配ばかりです。 |
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セシウムを吸着しているとゼオライトの再生とか取り替えとか、どんなにするのでしょう。 人の安全面も含めて大丈夫なんでしょうか。 油分離装置、セシウム吸着装置、除染装置などの流速/堆積などマッチングは とれているんでしょうね等々、メディアからも大事な情報は流れてこないんで 本当に大丈夫だろうかと心配でたまりません。 |
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おまけに、菅さんは、現地のことより、再生エネの方に目が行ってしまい、再生エネの 目途を付けるまで居座りたいと。その場、その場の発想で、実行する知識も知恵もなく だからといって、人の力を有効に借りるでもなく、とにかく検討チームだけは、いくつも つくれば、実行していると勘違いし、なすべきことはべた遅れなのに、ご自分では、 一所懸命やっていると叫んでばかしで、結果は全く見えないままです。 |
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こんどは、野党からだけでなく、与党からも何を考えてるんだと愛想をつかれそうな状況に なっていますが、とんでもないことを考えているんじゃないでしょうか。 国会運営がうまくいかないことを狙っているんではないでしょうかと勘繰るしかありません。 |
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長引けば、長引くほど東電がもたもたしていても福島原発の目途がつくでしょう。 再生エネも目途がつくでしょう。 だから国会がモタツイテくれるように仕掛けた。 迷惑なのは、福島をはじめ、東日本の住民であり、国民です。 |
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しかし、菅さんはご自分が、いくら実行力がなく、リーダーシップがなくても、形だけの成果は 残せたといばりたいのではないでしょうか。 国民を犠牲にしても「おれは、総理として頑張った。」 「みんながおれはリーダーシップがないというが、あるじゃないか。」と言いたいのでしょうか。 困ったものです。 |
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