みなさんこんにちは!
うちわEBI'sの忠文です。

rareが紹介してくれたのですが、
先週「地域SNS研究会」のサイト上で
紹介されましたー。パチ・パチ・パチ。

地域SNS研究会では、
全国各地に生まれている地域SNSに
関する研究や、情報の紹介、
運営者・利用者間の交流が行なわれています。

こちらの研究会をはじめ、
「地域SNS」という枠での研究・調査は、
今後さらに活発化すると思われます。

今日はその紹介をして、
ちょっと外からwebの駅を見てみましょう


さて、皆さん現在この地域SNSがどのくらい
世の中にあると思われるますか?


地域SNS事例集:国内の地域SNSは404事例

こちらの調査では、
2009年3月時点で、海外も入れて404事例もあるとのこと!
しかも海外は18事例なので、ほぼ国内です。

全世界を正確に調査することは難しいですが、
こんなにも地域という対象にSNSが導入されている
国は珍しいと思われます。

地域SNSは、八代市に生まれた「ごろっとやっちろ」が
その最初とされていますが、その後、総務省が実証実験を
行っています。それが2005〜2006年です。

その2006年2月当時が21事例だったそうなので、
その爆発的な広がりに驚かされます。


当初より地域SNSに積極的だった総務省
なのですが2007年は、LASDECという機関を通して
以下のような調査も行っています。

地域SNSの活用状況等に関する調査の実施結果

対象は、主に各地方自治体です。

この結果によると自治体の約7割が、地域SNSに興味を示していて、
人口規模が大きい自治体ほど関心が高い傾向があるようです。

他にも個別に地域SNSの運営者などにも調査を行っていて、

上のリンク先の「第3章 地域SNS個別調査」にある
「参考資料3地域SNS個別事例紹介 [23728KB pdfファイル] 」
には概要ですが、各地の地域SNSの紹介がたっぷり載っています。

大小様々、まさに百花繚乱ですね。


地域SNSサイトの実態把握、地域活性化の可能性

こちらは2007年に発表されたもので、
最初に紹介した事例集を作成した方の論文です。

社会ネットワーク論やソーシャルキャピタル論、
情報プラットフォーム論といった先行研究を受けて
地域SNSによる地域活性化モデルの検討が行われています。

この中で、調査を通して地域SNSの参加者数が

挙げられていますが、400人以下がもっとも多く
次いで800人以下となっています。

また運営主体は、4割が企業で自治体は
1割ちょい
のようですね。


これら3つ調査を見ると
ここ数年の数値的な部分を押さえることが
出来ると思います。


一方で3番目の論文では、その質的な側面も
考えることが出来ます。
(注:むしろこの論文はそういう意味合いのものだと思われます。)


そこでは、地域SNSの事例の中で「オフ会」が重要視
されているといった指摘がなされていて、天草webの駅を
今後面白くする上で重要なポイントかなーと感じています。

「ダーツの旅」を最近始めていますが、
夏?には、特別編で天草に行きたいと考えています。

オフ会ではなくとも、どなたかと会えたらなー
期待しているところです。


加えてさらに勉強されたい方は、
こんな本もありますよ。


地域SNS--ソーシャル・ネットワーキング・サービス--最前線 Web2.0時代のまちおこし実践ガイド
地域SNS--ソーシャル・ネットワーキング・サービス--最前線 Web2.0時代のまちおこし実践ガイド
庄司 昌彦
アスキー  2007-03-19
キーワード: コラム
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