うちわEBI'sの忠文です。
今日はちょっと真面目な話です。
昨日、NHK熊本の記念番組の撮影に
視聴者として参加したのですが、
そこで出演者の方が、「もっとグローバルに」
と仰っておられました。
水俣病の報道に関するNHK熊本の取り組みの話から
派生して、国際放送で定期レポートをやるべきだ。
という提言がなされていたと思います。
そうなんですよねー。
確かに地元の放送局は、
その地域で起きた物事を世界に対して
報道する役割を担います。
一方で、
我々の生活の多くはメディアによって規定されます。
それは、単純なマスメディアによらず、
日々の会話やちょっとしたコミュニケーション
すべてを含めての意味でのメディアです。
現状では、国際放送のような世界中への伝播力に
長けたメディアがある地域を紹介して、
それが逆輸入される形で、地域はその重要性に気づきます。
この「輸出」→「逆輸入」のメカニズムを
もうちょっと地域よりに出来ないものでしょうか。
例えば、
地域のブーム、流行りを地域の放送局が自ら生み出していたり、
このwebの駅が、先ほどの国際放送のような役割を担うことで、
地域の皆さんに、その地域の価値に気づいて貰ったり。
世界(国際社会)に対してよりインパクトのある発信を
することはとても重要です。
一方で人々の日々の日常、毎日の輝きはその中に埋没してしまう
ことはしょうがないのでしょうか。
放送局はその意味において「それは報道ではない」
とその役割を担わずともすむでしょう。
しかし、地域の素晴らしさはマスメディアといった
目の荒いメディアから抜け落ちてしまう。
そのどうしようのなさから、
地域SNS(webの駅)の問題意識は生まれているのです。
昨日の撮影では、NHK熊本への提言をボードに書く機会
があったのですが、私の提言は、
「もっともっとローカルに。」でした。
webの駅も、もっともっとローカルになりましょう!
最近暑いですが、どうやって天草では涼んでます?
お隣さんから貰う野菜は最近何が多い?魚のお裾分けってあります?
我々はローカルをもとめているのです。
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