3月24日(日)に、天草市教育委員会文化課が主催して、上津浦城跡発掘調査現地説明会が開催されましたので、参加しました。
この日は、午前の部と午後の部の2回に分けて実施されましたが、ぼくは、午前の部に参加しました。
上津浦小学校跡地広場に午前10時30分に集合し、現地まで歩いていきました。
このときの参加者は、約50名、そのうち町外から13名、なかには天草市外からの参加者も3名いらっしゃいました。
上津浦城跡は、戦国時代に天草を治めた天草五人衆の一人、上津浦氏の居城です。
現地での説明は、トレンチという試掘溝を7箇所調査され、その結果について報告がありました。
7箇所全てでなんらかの違溝と室町~戦国時代にかけての遺物が発見されたようです。
建物が建っていた柱の後や、土器、動物の骨と思われるもの。また、かつて道路として使われていたと思われる石積みなどが発見され、詳しい説明がありました。
ぼくは、むずかしいことはよくわかりませんが、土を掘って、その地盤が、いつの時代のものかわかるところが感心しました・・・
そして、当時は、城山の回りは海で、よい船着き場でもあったと説明がありました。
そういわれてみると、見晴らしのよい、城としてはよい場所だったと思えてきます。
その昔、ここに城があり、当時の人々が生活し、戦いを繰り広げていたと思うと、ロマンがありますよね!
来年度以降も調査はつづくようです。当時の様子が少しずつ明らかになっていくことは楽しみですね!
2013年03月25日更新