11月14日、天草市が実施する要援護者避難訓練に併せ、大江全域を対象に大雨による避難勧告発令を想定した大江地区災害時避難訓練が天草交流センター体育館を主会場として実施しました。これは、本年4月、地区全域を対象とした大江地区自主防災会を設立したことから、日ごろから防災意識を少しでも高めてもらうこと、近所をはじめお互いに助け合い連携していくことを目的として実施したもので、市指定の避難所の他に地区公民館など6箇所の避難所で496名の参加がありました。
 主会場の交流センター体育館では、午前8時のサイレン吹鳴のあと、大江地区自主防災会の桑田会長より各避難等大江地域の情報収集にあたるよう指示があり、訓練が開始されました。これを受け、各区の防災会による避難者の受付が開始され、福祉避難所では保健師による要援護者の血圧測定や問診などの健康相談が行われ、実践さながらの緊張感をもった訓練が行われした。また、社会福祉協議会によるボランティアセンターの設置訓練が同時に行われ、町内から集まった20名のボランティアの皆さんにより訓練が行われました。避難訓練終了のあとは、ハイゼックス(専用の米袋)による炊き出し訓練が行われ、袋に米と水を入れお湯に投入するまでの実践指導を受けました。その後、天草中央消防署の松盛分署長より災害時における心構えについて講話と署員より消火器の取扱について説明を受け、参加者自ら消火器を手にしての訓練を行いました。また、来年6月より各家庭に設置が義務付けられる住宅用火災警報器についての説明もしていただきました。

 今回の訓練に実施にあたっては、各区防災会役員の方々には事前の周知等大変なご苦労をおかけいたしましたが、防災意識の高さが伺われた訓練であり、盛会のうちに終了することができました。

 

 

避難(軍ヶ浦)

避難者受付(軍ヶ浦漁村センター)

 

避難(中央)

大江中央区公民館

 

避難1

避難者受付等の様子(主会場:交流センター体育館) 

 

 避難5

避難者マップ作成の様子 マップへ避難者宅をチェック

 

避難2 

福祉避難所 保健師による血圧測定と問診の様子

 

避難3 

避難所の総括班長より防災会長へ避難状況報告

 

避難4 

災害ボランティアセンター 

 

避難6 

炊き出し訓練

 

避難7 

消防署からの消火器訓練の様子 小学生も積極的に参加しています

 

避難8  

ハイゼックスによるご飯の炊きあがり 配布の様子

 

 

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