格式を重んじる社寺に入る場合、神官は「草履」を履きますが雪や坂道の多い日光社寺に対応して江戸時代に草履の下に下駄を合わせた「御免下駄」が考案されました。雪を付きにくくする為に下の方が広い八開きの台木に竹の皮で編んだ草履表を麻糸で縫いつけて製造し、東照宮の神官さんも神域に入る時はこの御免下駄を履きます。子供の頃のポックリ下駄の様な感じで、夏涼しく冬温かいのが特徴です。注文して半年待ちだそうですが、今日、日光の絵手紙のお仲間から届いてもう、吃驚!凄くお高いんです。日光のKKさんとはお会いした事がなくて、何時も本格的な絵手紙を下さるのでいいお手本にしています。早速お礼の電話を入れましたが、直接お話しするのは初めてかしら?ご主人にもゴム印等でお世話になっていますので丁重にお礼を申しました。嬉しい!今年は、「日光御免下駄」で過ごします。大事に使います、有難うございます!

日光下駄
2017年01月07日更新