今年もはや、師走となりました。時の流れと年齢は反比例する、とやら今年も駆け足の一年でした。一年を振りかえって、喜び、悲しみ、反省等、それらを思い返してくる年への指針とし、一年の締めくくりの月を、納めや供養の月として大事に過ごします。歳末助け合い運動も始まります。7日・大雪 北風が日増しに強くなって降雪をみます、とありますが、すでに11月に都心でも積雪があって、驚かされました。14日は赤穂浪士が本所吉良邸に討ち入り、主君の恨みを晴らし、東京高輪泉岳寺に参った義士祭です。15日から年賀郵便の特別扱いが始まります。21日・冬至、北半球で太陽の高さが一年中で最も低くなり、その為昼が一番短く夜が長くなります。この日に「ゆず湯」に入ると風邪をひきにくい、の習慣は全国的に知られています。この日を境に、一陽来複、日脚は徐々に延びていきます。24日・天皇誕生日。8月に述べられた「お言葉」が有識者によって、結論が出される事でしょう。25日・クリスマスイブ、大昔の銀座の賑わいは忘れられません。28日・官庁御用納め、30日・新年を迎える飾り物は、30日までに調えますが、29日は「苦飾り」31日は「一夜飾り」と云って嫌われています。私は、主人が亡くなった年からお飾りはしていません。31日・大晦日、夜は神棚にお灯明を上げ、年越しそばを食べて神社やお寺にお参りをしたりして、新年を祝います。私は、NHKの「行く年くる年」は必ず視ます。両親が健在の時は、今年も無事に終わった事を報告してから休んだものでした、そんな当時を偲びながら閑かに敬虔な気持ちで新しい年を迎えます。

6月の絵手紙-4-2
2016年11月30日更新