昼の部、歌舞伎座の中に入ってきました。昼の部の楽しみは、「祝勢揃壽連獅子・せいぞろいことぶきれんじし」で親獅子の精に八代目新芝翫、仔獅子の精に三人の息子さん達が扮し、坂田藤十郎が文殊菩薩で登場、花を添えました。天竺の清涼山に架かる石橋(しゃっきょう)に四人の獅子の精が姿を現し、牡丹の花に戯れ遊び、勇ましく毛を振り、獅子の狂いを見せて舞い納めます。皆立派で一生懸命演じました、四人ともなると、ちょっと毛振りが揃わなかったかな~、でも、めったに観られない舞台でした。 

2016年11月05日更新