今年も大晦日を迎えました。大晦日は一年最後の日、と単純に考えていましたが、平安の昔から遡る歴史を持っているそうです。大晦日は、正月に迎え入れる歳神様をまつるための準備をする日なのです。歳神様は稲の豊作をもたらすとされている神様で農作物が豊かに実り、食べるものに不自由することなく暮らせるようにと、昔から大切に扱われていて、各家庭にやってくることから、家を守ってくれる祖先の霊とも考えられていたそうです。年越し蕎麦は「つごもりそば」、「三十日そば」とも呼ばれ細く長い見た目から長寿や健康を願いを込め、又蕎麦の麺は切れやすいことから「一年の災厄を断ち切る」の意味もあるそうです。我が家の年越し蕎麦は、例年、新潟の中島勝志さんが送ってくれる越後魚沼、小嶋屋総本店の布乃利つなぎ・へきそばです。たっぷりのお湯にパラパラと入れお箸で軽くかきまぜ、約1分50秒、ネギ、揚げ玉、すりごま、冷蔵庫の残り物等用意して、今日は掛け蕎麦にしました。NHKの紅白歌合戦も始まりました。今年も沢山のお蔭様を頂いて過ごしました、来年が平穏な一年でありますよう、どうぞ佳いお年をお迎えください、ご高覧を有難うございました!

年越し蕎麦
2020年12月31日更新