7月22日、急逝されたF先生のお通夜・告別式が26日、27日に亘り執り行われました。東京都と神奈川県の間を流れる多摩川の畔、「大楽院」、生前の先生の偉業を讃え大勢の弔問の方々が訪れました。喪主を務められたご長男のご挨拶の後、先生のお仲間のコーラスグループのお別れの唄とともに見送られ、荼毘に付されました。お寺さんで「初七日」の法要、合わせて2000年8月に亡くなられた奥さんの17回忌も奉修されました。お清めのお食事も和やかに先生の沢山の思いで話、息子さんや娘さん、弟さんの哀しみ、泪と笑いの内に時間が過ぎました。先生の遺影を前に、讃美歌も捧げられ、私も「光明摂取のご和讃」をお唱えさせて頂きました。長いお付き合い、先に逝かれた親友K子さんの面影、泪の溢れるお唱えでした。ご遺族の皆様、心からお悔やみを申し上げ、先生のご冥福をお祈り致します。 合掌

   『光明摂取のご和讃』

          人のこの世は 長くして 変わらぬ春と 思いしに
                     無常の風は へだてなく はかなき夢となりにけり
          熱きなみだの 真心を み霊の前に 捧げつつ 
                     ありしあの日の 思い出に 面影しのぶも 哀しけれ 
          されど仏のみ光に 摂取されゆく 身にあれば 
                     思いわずらうこともなく とこしえかけて 安からん

惜別-2


2016年07月28日更新