毎年5月、鎌倉の大本山光明寺で「神奈川教区吉水講詠唱大会」があり、第41回を数えます。
午前中は本殿で御法主台下による御親修が厳かに執り行われます。入場和讃から導師の退場を退場和讃でお見送りをして、本部長や来賓の祝辞、吉水講の会計と事業報告があり、来年度の課題曲が「増上寺和讃」と発表されました。また、新曲や新舞も披露されとても素敵ですが、難しそうです。崎陽軒のお弁当やお供物が配られ12時半からの午後の部に入ります。私達京浜組「正行寺」は課題曲「追善供養のご和讃」と自由曲「報恩講寺のご詠歌」を大田和子さんと私のお舞で奉納しました。和歌山県にある「報恩講寺」です。(極楽も 極楽も かくやあるらん あら楽し はやまいらばや 南無阿弥陀仏) ゆっくりとしたお唱えに合わせて二人、息を合わせて舞いました。詠唱は歌うのではなくて、阿弥陀様にお唱えする、またお舞は、阿弥陀様にお縋りする気持ちです。お寺の奥様方(寺庭夫人)がお唱えし舞う「花のうてなのご詠歌」は素敵です。(先立たば 先立たば 遅るる人を 待ちやせん 花のうてなの 花のうてなの 半ばのこして)。感動します。
終わって水野賢世先生の講評は、お唱えは99点、お舞は100点、笑いの内に無事終了し、正行寺の奥様の運転する車に同乗させて頂いて助かりました。数日外出が続きましたので、明日の予定は欠席させて頂こうと思います。皆さん、お疲れさまでした、お世話になり有難うございました。

鎌倉光明寺-5
2016年05月25日更新