昨日の続きです。第③章。「お一人様の老後」。ある人、一人になって3っの保険(金融保険ではありません)に入りました。人間関係のつながりです。役員を引き受けたり、サークルに入ったり、ボランティア活動を始めたり、こうして「金持ちより人持ち」になれば、日々安心、楽しく、生活が豊かになりました、とあります。樋口恵子さん、70歳の時、石原慎太郎に対抗して都知事選に立候補、当選はしなかったけど、今まで敵対していた人達からも絶大な支援をえて、びっくりすほどの票を得た経験から、恨みがましい関係もいつ関係性が変わるかもと感じて「恨みつらみは棚上げ方式」と学びました。その他「病気になってもあわてない」「お見舞いに来てほしい人リスト」「形見分け委員任命」「葬儀計画に変更アリ」などがありました。私も葬儀計画について自分のことは考えています。密やかにお墓にいれてくれればそれで充分!主人の時は自宅で自分でワールドフラワーに行ってたくさんのお花を買ってきて葬儀屋さんに手伝ってもらって飾り付け、呉服屋の姉がそろえてくれた白の羽織袴姿、私は感謝の長い手紙を書いて棺に入れました。今でも涙が溢れます。私の時は甥や姪に話はしていますが彼らは(死んでしまったら何も分からないんだから!)ととりあってもらえません。次回は第④章です。

「老いの福袋」②





2021年06月20日更新