先日来、お願いしていた加藤家のお墓の改修が終わりました。それに合わせて私のほうで骨壺の用意、そのほか細かい用意をして12日皆で行きました。午後の打ち合わせに合わせて少し早めに出て、恵比寿のふかひれ料理店「筑紫楼」で昼食を済ませて1時半に到着しました。夏日、とまではならなくても陽射しは強く小さい子もいるので虫よけの準備もしました。現地で岩城石材店の高橋さんが待っていてくださって早速準備にかかりました。古い骨壺から新しい骨壺にお引越しをしてもらって6人分。すべて自分の手で、それぞれの骨壺の蓋の裏に、戒名、亡くなった日付けや年齢や俗名を書いて、義父と義母には眼鏡を、良三ちゃんと水子には木彫り5㎝ばかりのお地蔵様、姉には八代の伊東さんが焼いてくれたお雛様、主人にはあれもこれもと迷って結局私の積る思いを込めました。唐櫃も骨壺も住まいも奇麗に新しくなって私もホットしました。皆にお参りして貰って、私は「追善供養のご和讃」お唱えしました。
終わって、浅草のビューホテル26階のラウンジで景色を眺めながら休憩。スカイツリーを目の前にして眼下を一望!。隅田川は建物に埋もれて見えませんが、そのほとり今戸の加藤の家に嫁ぎ3年を暮らしました。スカイツリーは(武蔵の国)に因んで634㍍、ラウンジの名前も「武蔵」でした。右側の金の大きなオブジェの建物はアサヒビールの本社です。
かくして、私の終活も一つひとつ進みます。(いい遺し 書き残したきこと多けれど 生きつくしたる世に 未練のこさじ) と思ったのはもう一昔前の事で、十分に生かされた思いを強くしています。あと何を書いたらいいか胸いっぱい!感無量です!お寺さん、岩城石材店の高橋さん、坂本屋のお茶屋さん、立ち会ってくれた皆さん、お陰様でお墓の中の人達も喜んでくれていると思います、本当に有り難うございました<(_ _)>。



2021年06月13日更新