6月8日、横浜市鶴見区駒岡の正行寺さんでお施餓鬼の法要が奉修されました。去年と同様に新型コロナウイルスの感染予防の為に、午前中に参拝者なしで住職様と総代等で施餓鬼法要と塔婆回向、午後から一般の受付と本堂でお焼香、お墓参りとなりました。夏日の二日目になった今日、日傘を用意して出かけました。カシワバ紫陽花が白い大きな房を重そうに垂れて眩しく満開になっています。本堂で阿弥陀様にご挨拶、白石先生のご遺影にもいろいろとご報告、いつも気軽にお話ししてくださる先生の笑顔です。正行寺さんでは、本堂と会館を残して庫裡の全部を今年初めから解体、新築の予定でしたがコロナの影響で大幅に遅れ、やっと解体が始まっていました。1年以上かかるそうですが、完成を待って白石先生の本葬が営まれる予定です。施餓鬼法要は、生前の悪行などによって、餓鬼となった霊魂や、無縁仏など供養されない死者に施しを行い、その功徳を先祖供養のために振り向ける法要を施餓鬼会といいます、とあります。浄土宗の和讃にも「施餓鬼和讃」があります。「① 常随多門の阿南尊者 樹下瞑想の夜更け時 炎口の餓鬼が現れて 三日の命と告げ消えぬ ② 少飲食をば施して 変食陀羅尼となえよと 共に生かされ共に生く 世尊の教え利他の行 ③欲心果てなき餓鬼道に 人の心は生き写し 諸人共にあわれんで 五福を招く大法会」(^^♪。会館の受付によって住職夫人にご挨拶、お塔婆を戴いて帰路に着きました。
2021年06月09日更新