今日は久末デーサービスにお邪魔して2時から1時間、大正琴の演奏を聴いていただきました。3月に終わったNHKの朝ドラ「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」をはじめ、「おぼろ月夜・鯉のぼり・背くらべ・茶摘み」のメドレー、「青い山脈」「箱根八里」「お山の杉の子」「鐘の鳴る丘」「島育ち」「私は街の子」「浜千鳥」「船頭小唄」「瀬戸の花嫁」「ここに幸あり」最後に「ふるさと」です。施設で歌詞をプリントして皆さんに配ってくれますので一緒に歌って下さいます。一曲一曲、ゆっくりとテンポを遅くして歌いやすいようにしたり、その曲にまつわるお話をしたりお聞きしたりします。「お山の杉の子」は佐藤ハチロウさんの作詞で6番まであって、杉の子の最後はどうなるのでしょう?5番の歌詞は「大きな杉は何になる お船の帆柱梯子段 とんとん大工さん建てる家 建てる家 本箱 お机 下駄 足駄 おいしいお弁当 食べる箸 鉛筆 筆入れ その他に たのしや まだまだ 役に立つ 役に立つ」。6番は「・・・正しい生活 ひとすじに 明るい楽しい このお国 わが日本を 作りましょう 作りましょう」で終わります。昭和19年の懸賞募集の1位の曲で戦死した父を持つ子供を励ます歌だったそうです。かなり戦時色の強い歌だったのですね、「ふるさと」では皆さんのふるさとはどちらですか?とお聞きして思い出話を聞かせて頂きました。このような皆さんにも参加していただく企画はとてもいいと思います。又、次回宜しくお願い致します。

久末デイサービス-9
2016年05月10日更新