先日「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれた南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80歳)が初来日して、7日に東京外国語大学で学生約300人が 「日本人は本当に幸せですか?」と題した講演を聴講したそうです。2012年、ムヒカ氏が在職中に国連会議での演説が反響を呼び、それらを取り上げた出版社の招きで来日しました。
「一番大きな貧困は孤独です。物の問題ではない。本当に貧しい人は、お金や物を持たない人ではなく、有り余るお金や物を持っていても飽き足らず、更に求める人です。」又、学生の「全員が幸福を感じられる世界の実現は難しい」などの声に「他人のために何か出来たら、自分の家族も幸せになる」と答えたり、考えさせられるお話のようで若い学生たちも「本当の幸せとは何かを考えるきっかけになった」と感想を述べていました。政治やタックスヘブン(租税回避地)等難しい問題もありましたが、簡単な解説でよく分かりませんでした。大統領時代の報酬の90%を寄付し、公邸を使わず、トタン張りの質素な家から、友人の贈り物という軽自動車で通勤していたそうです。なかなか出来る事ではないと感心しましたが、結構肥満体なのが気になりましたが、私の邪推ですよね!

世界で一番貧しい大統領


2016年04月10日更新