壽初春大歌舞伎が歌舞伎座で2日に初日を開けました。11時開演の昼の部を観に行きました。お正月の歌舞伎座は、ひときは華やかな雰囲気に包まれていました。4列19番、お隣には、鑑定団でお馴染の、中島誠之助さんご夫婦、最近鑑定団にも出演なさる、娘さんの森由美さんのお三人が並んで観劇なさいました。中島誠之助さんは洋服姿、奥様は大島紬、娘さんは絞りのコートでお二人ともお綺麗でした。1月の出し物は「廓三番叟」「義経千本桜・鳥居前」「梶原平三誉石切・鶴ヶ丘八幡社頭の場、かじわらへいぞうほまれのいしきり」「茨木いばらき」です。最後の「茨木」は玉三郎扮する真柴、実は茨木童子が渡辺の綱に切り取られた片腕を取り返しに来る物語です。終始片手で演技をして、踊ったり立ち回りをしていつもの玉三郎とは一味違った一面を感じました。4時に終演、まっすぐに帰宅しましたが首都高速で東京と川崎の境の多摩川を渡るとき、茜に染まった夕空に富士山が黒々と聳えていました。今年は、元日から良い事ばかり、良い一年でありますように!

こいつぁ~春から・・・-5こいつぁ~春から・・・-4

2016年01月04日更新