第三公園には各所に水銀灯が設置されていますので夜桜も綺麗です。まだ風も収まらず、と言って散るでもなく、揺れています。散り際の美しさが、日本人にとって人間の生と死の象徴でもあるのでしょうか！
「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」在原業平
「願わくは 花のしたにて春死なん その如月の 望月のころ」 西行法師
「久方の ひかりのどけき春の日に しづ心なく 花のちるらむ」 紀友則
「やまと心を ひと問わば 朝日ににほう 山ざくらばな」本居宣長
「いたつきに 三年こもりて 死にもせず 又命ありて 見る桜かな」 正岡子規
「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 今宵逢う人 みな美しき」 与謝野晶子
「花の色は 移りにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」 小野小町
まだまだ沢山あります！
2022年03月28日更新