旧年、11月22日、従兄の鈴木福夫ちゃんが92才で亡くなりました。お知らせは頂いたもののお悔みもままならず失礼していましたが、今日、やっとお焼香に伺うことが出来ました。残された90才のマキちゃんは娘さん二人とデイサービスを受けながら暮らしています。福夫ちゃんとは沢山の思い出があります。亡くなった姉と二人、茨城県の伯母の家に縁故疎開、たまたまお正月に福夫ちゃんに連れられて上野の家に帰ってきたとき、夜になってB29の空襲があって、上野駅の上に現れたB29がピカッと光ったかと思った瞬間、電車通りに焼夷弾がパラパラと落ちてきました。姉と私は福夫ちゃんに手を引っ張られて道路で燃え上がる炎を跨ぎながら上野の山に逃げました。福夫ちゃんが亡くなって、父方、母方、30人位いた従姉妹たち、姉と私を遺して全員が亡くなりました。コロナの間、ビデオ電話で話しましたが会うことは出来ませんでした、残念です!福夫ちゃん、お世話になって有り難うございました、お疲れ様でした、ご冥福を心からお祈りいたします。合掌。

福夫ちゃん
2022年02月02日更新