12月25日(土曜日)、今日は上野の山にある都営谷中霊園にお墓詣りです。都内の霊園ですので、ゆっくりと10時半、車2台で出かけました。やはり年の暮れ、首都高速は混雑しています。用賀インターから渋谷線終点の谷中迄、鶯谷の坂を上っていきます。上野の山は、寛永寺があり、徳川家の信仰厚く、お寺さんが多く、情緒豊かな処です。国立博物館や、科学博物館、美術館、動物園、国立芸術大学、東照宮、世界遺産の西洋美術館など、数えてみると沢山の名所旧跡が林立しています。終戦直後、急遽新設された上野公園のど真ん中、竹台中学校に入学、先輩も後輩もなく私達だけの三年間で街中の御徒町中学校に合併されてなくなりましたが、今、国立博物館の前の噴水は勢いよく水飛沫を上げて高く噴き出していますが、当時は水も枯れ、その中に入って写生をしたりとても強烈な印象があり、忘れられない場所です。霊園は都営ですので管理費も安く、最近では道路の整備、清掃などとてもよくなっています。入り口近くにあるお茶屋さん「坂本や」さんは義父の代からお世話になっていて、毎月、幼くして東京大空襲で亡くなって主人に弟と、主人の月命日にお掃除とお花をお願いしていますので、来年一年分の代金の支払いも済まさねばなりません。今日の来年度分のお支が凄く値上がりしましたので、びっくり!次回から月に一回のお花とお掃除にしてもらおうかな、などちょっぴり考えました。上野の山を下って浅草に出て雷門近く、昔,よく行ったロシア料理「MANOSU」に立ち寄りました。ここの名物はロールキャベツです。食事を済ませてからこちらも懐かしい(松喜肉店)行列ができています。折角ですので二三十分並びました。兎に角、浅草は懐かしい!嫁いだ加藤の家は雷門から歩いて15分くらい、又、学生時代にはトリスのハイボールが流行りで浅草で飲みました。道行く人々、走りさるバスの行き先、てんぷら屋さん、ウナギ屋さんお寿司屋さん、人力車のおにいさん、墨田川の向こうにスカイツリーが聳えているのも感無量、浅草、好きです!帰りも首都高速の渋谷線、左手に六本木ヒルズ森タワーを眺めながら帰宅しました。今日のお墓詣りで年内の外出は済みました。じっくりと年の瀬を楽しみ、味わいます。

2021年12月25日更新